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新人ワカトビに送る!一流職人への道!【前編】

新人ワカトビの皆さんお疲れ様です!5月に入りましたが、現場仕事にはだいぶ慣れてきた頃でしょうか?

「いやーまだまだ毎日筋肉痛で・・・」という人もいれば、「もう全然余裕っすよ!」と、早速現場に馴染んできたワカトビさんもいることでしょう!ですが余裕が出てきたからと言って、安心するのはまだ早いですよー?何故なら鳶の世界は本当に奥が深く、皆さんはようやくそのスタートに立とうとしている時期なのですから!つまり、本番はこれからというわけです!
そこで今回は、これから本格的に鳶の世界に入っていくワカトビたちの為に、前後編に渡って鳶の腕が上達するための姿勢、心構えを紹介していきたいと思います!筆者が現場で上昇志向が強いと感じた職人さんや、すごい!と思う何人かの職人さんから聞いたお話を纏めてたものですので。きっと皆さんの役に立つはずですよ!

「なんで?」と思うこと、質問することが大事

まず第一回目は「なんで?」と思うこと、質問することが大事というポイントです。
足場というのは基本が大前提の上に応用がすごく多いと、これはどんな職人さんも言っていました。
筆者も入って最初の頃はただただ材料を運ぶ人間に過ぎませんでしたが、慣れてきた頃に「こんな住宅どうして組むんだろう?」と思ったことがありましたし、今でもあります。
今回お話を伺ったした職人さんは皆、「ただただ見ているだけ、運ぶだけでなく質問することが大事だ」と言っていました。
もちろん自分の考えを持った上で、分からなければどんな小さいことでも聞くことが大事だと。
「ここはこれでいけると思うんですけど、なんで○○さんはハネたんですか?」「なんでここはこの材料じゃダメなんですか?」
等々、小さいことでも分からなければどんどん聞いていき、自分の引き出しを多くすることが大切なのだそうです。

ただ聞く時はその職人さんの空気感を読むべきだと、とある職人さんは言います。
どこの職場でもそうですが色んなタイプの人間がいます。自分の腕を磨くことのみをひたすら追いかけるタイプ。「若手を育てるの大歓迎!!」なんて兄貴分なタイプ。周りの人間と仲良くわいわい仕事しようぜ!と考えるタイプ等々・・・そして、タイプが違えば当然、得意分野も変わってきます。相手がどんなタイプなのかを見極め、それぞれのタイプに合った質問を出来るようになれば、よりよいアドバイスを貰えるだけでなく、「お、こいつ俺のことわかってるな」と、先輩方に好かれることにつながるかもしれませんね。

さて、今回は「質問をすること」の大事さを紹介しました。疑問に思ったことをなんとなーくわかったつもりで放置していたら、後々それが大間違いであったことに気づいて大恥をかいた!なんて経験ありませんか?笑。でも、新人の今の内ならわからないのが当たり前、誰もそれを恥だとは思いませんし、周りも親切に教えてくれるはず。せっかくの新人という立場を利用し、今のうちにどんどん知らないことを潰していきましょう!

友達にも鳶の事を教える。

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