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足場屋には必須!?足場作業主任者って何?

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鳶人読者の皆さん、本日も現場作業お疲れ様です!

さて、いきなりですが鳶人を見てくれている鳶職人の中には、足場の技術も一通り身に付け、仕事もある程度任せてもらえるようになった。そろそろ次のステップに進みたい・・・なんて考えている人が少なからずいるんじゃないかと思います。
そんな向上心のある皆さんに是非おすすめしたいのが、「足場の組立て等作業主任者」講習です!職長となるうえで必須ともいわれているこの講習、足場に関わっている方なら、一度は聞いたことのある言葉なのではないでしょうか?
今回はその「足場の組み立て等作業主任者」・・・通称足場作業主任者とはどんなものなのか、なぜ必要なのか、どうしたらなることが出来るのか等詳しく紹介していきます!これを読んでくれれば、きっとあなたも足場主任者になりたくなるはず!?

一人前の証!知識と経験なくして足場作業主任者にはなれない!?

まず、そもそも足場作業主任者とはなんなのかについてお話していきます。足場作業主任者とは法令に則り、現場作業を行う作業員たちを監督、指揮する役割の人です。詳しくは労働安全衛生法によると、このように規定されています。

「つり足場(ゴンドラのつり足場を除く。以下同じ。)、張出し足場又は高さが5メートル以上の構造の足場の組立て、解体又は変更の作業」を行う場合は、事業主は足場の組立て等作業主任者技能講習を修了した者のうちから作業主任者を選任し、その者に当該作業に従事する労働者の指揮を行わせなければならない。

つまり、5m以上の足場工事を行う際、作業主任者がいないとそもそも工事を始められないということですね。5mというと3層以上(一層は1.8m)の足場はすべて該当するので、大半の工事が該当してしまう基準と言えるでしょう。
特に大規模工事においてはかなり厳しく足場作業主任者の有無が確認されるため、職長に万一のことがあってもいいように、正と副、二人以上の作業主任者が決められるケースもよくあります。
各現場に最低でも一人はいなければならない存在・・・もうこれだけで、足場作業主任者がいかに大切な存在かということが分かっていただけると思います。

これだけ重要な立場ということは、当然誰もかれもがこの講習を受けることが出来るわけではありません。足場作業主任者の講習を受けるためには、以下の資格が必要になります。

1.満21歳以上で、足場作業に3年以上従事した経験を有する者
2.満20歳以上で、大学、高専、高校、中学において土木、建築又は造船に関する学科を専攻した者で、その後2年以上足場作業に従事した経験を有するもの。
(出典:労働技能講習協会より)

すなわち現場入りしてすぐのひよっこには取ることは出来ず、2~3年間現場作業経験のある人だけが受けられるわけですね。足場に関する知識がなければ現場での指揮を執ることなどできませんから、これは当然と言えるでしょう。

ちなみに、足場作業主任者の講習内容は以下のようになっています。

作業の方法に関する知識 7h
工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識 3h
作業者に対する教育等に関する知識 1.5h
関係法令 1.5h
学科試験 1h

計13時間、2日分の講習を受けて最後の学科試験に合格出来れば、晴れて足場作業主任者になれるということです。
学科試験と聞いてちょっと嫌な顔をした人がいるかもしれませんが大丈夫!聞かれる内容は現場で用いられるルールが大半で、それに付け足して講習を真面目に聞いていれば、問題なくクリアできるようになっています。
注意点としましては、「関係法令」の項では○○は何m以下にしなければ~等、細かい数値を問われることになります。ここの問題は特につまづく受講者が多いようなので、しっかりと覚えておくようにしましょう。

最後にそこで講習を受けられるかですが、これは各都道府県で講習会を開催している団体が複数あるので、ネットで調べて会場に連絡をすればすぐにわかるはずです。検索時は「足場作業主任者 〇〇(お住いの都道府県名)」と調べればすぐに出てくるでしょう。
なお、受講の際には受講料が必要になりますので、その点はお気を付けください。(テキスト代含め12,000円前後必要になります)

いかがでしたでしょうか?繰り返しになりますが、足場作業主任者は現場において必須の存在、この資格を持つかどうかで現場での監督や施主様からの信頼感や、はては自身の日当まども大きく変わってくるはずです。皆さんも是非足場作業主任者になって、鳶職人としてステップアップを目指しましょう!

友達にも鳶の事を教える。

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