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現場で同僚が熱中症に!?バイタルサインをチェックしろ!

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同僚鳶がふらふらしていると思ったら、突然倒れてしまった!

なんとか転落は避けられたものの、これは熱中症かも!?突然のことで、重症なのか、軽症なのか分からない!?どうしたらいい?

こんな時、ぜひ知っておいてほしいのが「バイタルサイン」です。重い熱中症が疑われるときに、救急搬送の前に確認しておきたい事項をまとめます。

熱中症で気分が悪い…病院で手当てが必要です!

間もなく土用!最も気温が高くなるこの時期、熱中症が最も警戒されます。気温が高くなると、熱中症が悪化する進行速度も速くなります。熱中症はごく初期の「1度」の段階で素早く対処しておけば、悪化を防いで回復させることも難しくないのですが、やや重症の「2度」になると、めまい、熱失神といわれる症状が出てきます。

「2度」の熱中症となると、応急処置だけでは回復させることが難しくなります。吐き気、無力感、疲労感、異常な発汗が起こって来たら、もう、病院で点滴をうけないと、もっと悪化してしまう恐れがあります。

熱中症で意識が薄れたら「救急車!」が基本

熱中症が最も重い「3度」になると、「意識レベルの低下」が起こってきます。

・意識はあるのに、体がふらついている
・呼びかけても反応が鈍い(反応しない)
・意識はあるようなのに、自分で水を飲めない
・意識があるのか、ないのかはっきりしない

こんな状況になったら、非常に危険な重い熱中症になっています。すぐに救急搬送のための連絡をして、救急車が来るまでに次章の項目をチェックしましょう!

救急車到着までに行う熱中症のバイタルサイン・チェック

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救急車が来るまでには少し時間がかかることが多いです。その間、倒れた同僚鳶をそのままにせず、応急処置と一緒にバイタルサインのチェックを行いましょう。
バイタルサインとは「体温・脈拍・呼吸・血圧」の4つに「意識レベル」を加えた「生存している証」の度合いのこと。現場で血圧を測定するのは難しいので、残り4つを確認して起き、メモなどにして救急隊員に渡します。

【体温】
体温計があれば、汗を拭きとって計測しましょう。難しい場合は、手首を額に当てるなどして、「体温が高そうか?発熱の兆候がないか?」をチェックし「熱があるように見える」と伝えます。

【脈拍】
手首か、左右の首の付け根にある頸動脈で1分間の脈拍数を図り、メモします。正確な時間を計測するにはスマホのストップウォッチなどを使って計測するといいでしょう

平均的脈拍数は、

老人 60~70回/分
成人 60~80回/分
思春期 70~80回/分

です。熱中症になると脈拍数が増える傾向があるそうです。

【呼吸】
1分当たりの回数を数えます。成人の平均的呼吸数は、16~20回/分。熱中症で発熱が起こると回数が多くなります。

【意識レベル】
呼びかけに対する反応があるか?を標準にします。意識はあってもはっきりしない様子があるときは、手の甲などをつねって痛みに対する反応の有無を確認して、メモをしておきましょう。意識が全くない、呼びかけに反応がないほど重症ということになります。

バイタルサインがしっかり伝えられると、病院での処置もとりやすく、救命率を少しでも引き上げる効果が期待できます。

友達にも鳶の事を教える。

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