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要注意!足場の積載荷重ってどうやって出す!?

今日の現場1枚目

足場を組み立てたら、必ず表示しなければいけないのが「積載荷重」ですね。

何kgまでなら安全に利用できるのか?を足場を使う人が誰でも確認できるようにするための、とても大事な情報です。
で、この積載荷重、ちゃんと計算してますか?

「え?いつも同じ数値をかいておきゃーいいんじゃなかったの?」

そう思っていると、かなりヤバいかも!?もしかして間違った数値を書いちゃってる可能性があります!

足場の積載荷重の決め手は「布板」の荷重

さて、足場の積載荷重を決定している「決め手」はなんでしょう?

足場は建枠に布板を組み込んで建てます。支柱や梁、筋交い、壁繋ぎなどは足場の全体構造を支える部材ですから、こっちが耐荷重を支えてくれるんじゃない?と思ったアナタは不合格。

積載荷重の基準になるのは「布板のサイズと組み合わせ」が決め手です。

質問されて「えーーーとぉ」なんて考え込んでしまうワカトビは、良い機会ですから覚えてしまいましょう。

枠幅と使われる布板によって変わる許容積載荷重

布板はサイズの違う種類があり、それぞれに許容耐力が違います。

良く利用される例で見ると、

●500mm幅⇒250kg
●400mm幅⇒200kg
●250mm幅⇒120kg

幅が細くなると、重さに耐える力が小さくなる訳ですね(当たり前ですけど)

これを枠幅に合わせて、1枚または2枚組み合わせて使うことになるわけで、組み合わせの内容でも許容積載荷重がかわってしまうんです。

例えば

建枠1200mmで500mmの布板2枚の時⇒許容積載荷重は500(kg(kN))

ところが建枠900mmだと、布板は500mm1枚+250mm1枚になるから、許容積載荷重370(kg(kN))

同じ2枚の布板の組み合わせでも、500mm+400mmの場合だと、許容積載荷重450(kg(kN))

と、ビミョーな違いが出てきてしまうんです。「うわ!?俺、いつも400って書いとけばいいと思ってた!」という人は要注意ですよ!

「制限を超えない」ことをしっかり守ろう!

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これも当然のことですが、許容積載荷重(載せても大丈夫な限度)を超えたものが、布板に乗っかった場合、当然に破損して落下事故が起こる可能性がある訳ですから。

詳しくはこちらでも一覧で見ることができます。

以前ご紹介したことのある、現場監督T.Mさんは、足場の許容積載重量について、

足場の積載荷重は何を基準に決まるのか?については
「鋼製布板の許容荷重」によって決まることが多い。

普段何気なく決定していることも意外に基準がある事が
多いのだけど、法律に記載してあることを無視していたら
事故して無くてもこちらの記事のようになる可能性は
十分あるので、知識って本当に大切だと感じるよ。”

負けるな新人!目指せ所長!0から始める建築現場監督への道
 足場の積載荷重は何を基準に決まるのか?建枠か?鋼製布板か? より

と語っておられます。こちらのリンクも大変勉強になるページですから、一度訪問してみると良いですね。

友達にも鳶の事を教える。

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