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鳶をやりながら高校進学する方法!

鳶職人になった後に「やっぱり高校に行きたい」ってなる可能性、なくもないですよね。

現場きついし、体も効かない。「鳶やりながら高校進学って、無理・・・?」とか、諦めムードになってませんか?

目的にもよりますが、結論から言うと全く無理ってわけでもありません!

今回は、中卒鳶のための、「働きながら高校卒の資格を取る方法」について、ちょっとまとめてみましょう。

職人と高校生を一緒にやる方法

鳶職人は中卒で入門する人が多いと言われています。これは、他の職業と比べると「最終学歴」の縛りが低いから。
これが世間で「鳶職人は低学歴」の誤解を生む原因ともなっているという、実に悲しい現実もあります。
(はっきりいって、「バ カ」では鳶はできません!職人の賢さは学校教育で学べないものが多いので、学校の成績がいいからといって、「良い職人」になれるわけではありません)

中には「事情があって、高校進学したかったけど、諦めた」という人も居なくもないのではないかと思います。
とりあえず「中卒と高卒の良し悪し」は別のチャンスにまとめるとして、

「どうしても高卒の資格が欲しい!でも、仕事は続けたい!」
「高校に行きたい!」

と思っている人に「働きながら高校生をする」方法を考えてみてはいかがでしょう?

定時制高校の夜間部が定番

コンビニマナー表紙

働きながら高校に通う、一番一般的な方法は「定時制高校の夜間部に進学する」方法です。

定時制高校の夜間部は、昼間働きながら勉強する、簡単に言うと夜の高校です。
県立などの公立高校のほか、私立の定時制夜間高校もあります。年齢制限はないので、成人してから入学する人もいます。

定時制高校では、朝・昼・晩の三部制、または。昼・夜の二部制をとっていて、原則1日4校時分授業を受けられます。特に夜間部では、昼間働いた後、夜登校して授業を受け、四年間かけて卒業する仕組みになっており、働きながら 高校卒の資格を取りたい人に 昔から利用されてきました。

原則的に普通の高校と同じく、月~金まで授業があります。時間は短いですが、登校はしなくてはなりません。
働いている学生だと、教科書無償化などの優遇が受けられる場合もあります。

鳶職人の場合、問題は「とにかく体がきつくて、休みたい!」と感じることが多いこと、現場の都合で、登校の時間が制限される可能性でしょう。
卒業年限を過ぎると「留年」となってしまう可能性があるのですが、「高校に通いたい!」と思っている人には通学がある点でメリットがあります。

工業高校の定時制に入学する

同じ定時制ですが、工業高校の定時制に入る方法もあります。

普通科の定時制高校に進学した場合、鳶の仕事にすぐには役立たなさそうな授業も勉強しなくてはなりません。商業科だと簿記など将来独立したときに良さそうな勉強が多くなりますが、これにも得手不得手があると思います。

その点、工業高校の建築科で定時制夜間部を選んだ場合、鳶の仕事に役立つ内容が多いので、興味が続くメリットがありそうです。
学校によって、実地研修を提携している職場での実務経験を単位に入れてもらえる場合があり、有利になります。

難点は、地域と学校によって、受験の難易度にかなり差があって、難しい学校と、簡単な学校があること。ネットの受験情報などだけでなく、実際に学校へ問合せをしてみるようにしましょう。

友達にも鳶の事を教える。

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