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地下足袋じゃありません!鳶足袋です!

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すっかり寒くなってきましたね。吹きっさらしの足場の上が職場の鳶職にとっても、冬はキビシイ季節です。

なにせ、肉体作業ですから。着るものに悩むわけです。
雪が降りそうな寒い日だと、作業着の上からドカジャン(土方のジャンパー、の略らしい。現場作業員用のスタジャンみたいな防寒着)着こんで作業していると、びっしょり汗かいちゃって、脱ぐと寒いし、着てると暑過ぎるし、なかなか大変です。
体動かすのにも、着こみ過ぎはいけませんね。あまり、もこもことした格好をしていると、足場の上でバランスを取り辛くなって困ります。
寒いのは冬だから仕方がない!安全第一です、やっぱり。

鳶職や、屋根職人の服装を見てもらえばわかると思います。みんな、すらっとした格好してるんですよ。
これは、鳶や屋根職が「高所作業」をすることにも無関係じゃありません。
足場を組み、その上を歩く時に怖いのは、「服が引っかかる」ことなんです。
高いところで作業している時に、服のどこかが引っかかってしまうと、思いもよらない方向に引っ張られて、バランスを崩してしまい、転落する恐れがあるというわけです。
鳶や屋根職、それから塗装屋さんなんかも、「引っかからない恰好」に気を付けてます。

足元は特に大事です。ズボンの裾がヒラヒラしていたりすると、そこが足場の金具に引っかかってしまう危険があります。
というわけで、鳶職の足元は一昔前はみーんな、足袋を履いていました。

東京タワーが建造されたころの鳶職さんたちは、みんな足袋姿だったようですね。
今でも在来工法の住宅建築現場だと、年配の鳶職は足袋スタイルだったりします。
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現場で子どもの頃「地下足袋だー。」なんてからかってみたら、親方だったのでしょうか、年配の職人から、
「こらっ!間違えるな!これは鳶足袋というのだ!」

とか叱られたことも、懐かしい思い出です。
大人になってから知ったのですが、地下足袋と鳶足袋では、見た目は似てるんですけど、底の作りが違うんですよね。鳶足袋は、屋根の上や足場の上を歩くためのもので、底が薄く、土踏まずのところだけ、ちょっと厚くなってます。

足裏全体が、密着するように作られているわけです。底が薄いので、バランスがとりやすく、親指と四指が割れてるのもいいらしい。
高いところの作業に特化した足元だったんですね。ホントかどうか分かりませんが、棟梁と、下っ端では足袋の長さが違ってた、なんて話も聞きました。長いほどベテランなんだそうです。
今は、高所安全作業靴っていうのがあって、ちょっと長めの編み上げブーツのようなものを履くようになっています。
Card
こちらが高所安全作業靴。

鳶の足元は「地下足袋」でなく「鳶足袋」です!間違わないよう、覚えておいてくださいね!

友達にも鳶の事を教える。

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