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ファンタスティック!!外国人から見た鳶職人の反応って??

日本ではあちらこちらで見かける鳶職人。でも実は外国人から見るともの珍しいらしい??ということを最近筆者の友人から聞きました。そこで今回はツイッタ―などのSNS、ブログで囁かれている「外国人から見た鳶職人の印象」をご紹介。

パソコンやスマートフォンをはじめとしたインターネットの台頭により、仮想世界上においての諸外国との国の繋がりが身近なものになりつつあります。
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東京を歩いていると、自撮り棒に取り付けたスマートフォンやウェアラブルカメラを持ちながら歩いている外国人観光客を見かけることも多くなりましたね!近年ではどうやら、アニメやゲーム、マンガカルチャーを筆頭に諸外国の方々から「日本のカルチャーは超COOL!GREAT!!」だと思われていることが多いみたいです。
実際にもロックバンドだとXJAPANやBABYMETAL、ONE OK ROCKやMIYAVI、アイドルだときゃりーぱみゅぱみゅさん、BABYMETAL、といった方々が世界中で活躍しています。
著者の友人にも、【ジョジョの奇妙な冒険】の荒木飛呂彦先生や【AKIRA】の大友克洋、XJAPANやDIR EN GREYといった日本発のヴィジュアル系バンドに憧れて実際に日本に住むことにしたぜ!!!というスペイン人がいます。笑

このように、諸外国の方々の心を惹きつけてやまない日本。鳶職人が諸外国の方々にどのように思われているのかを調べてみました。
唐突ですが、以前鳶人でもご紹介した「鳶職人のルーツ」に関するこちらの記事。
そういえばなんで俺たちは鳶なの? | 鳶人 TOBIJIN

このように、鳶職人は棟上げの時、火事の時、梁や屋根の上をひょいひょい飛び回っていたように、ある種のお祭り事と華やかな職業であったと言われています。
(火事と喧嘩は江戸の花」という言葉もあったほど、火事は災害ではあるものの野次馬が群がるお祭り的な側面もあったそうです。)
このように、大工さんの一種とも言える鳶職人がお祭り事と合わさった文化構成がなされている国は世界広しといえど日本だけ。鳶職人も日本特有の文化といえますね。

◆鳶装束がカッコイイ!!

もっともよく見かけた発言が「あの独特な服装がカッコイイ」というもの。たしかに我々鳶の中でも熟練の先輩が着こなすゴト着姿はあこがれの的ですよね。
ビシッと引き締まった筋肉質な体にニッカポッカを履いている姿に感銘を受ける外国人は多いようで、ちょっとした「日本オタク」のなかには地下足袋を知っている人までいました!安全靴が主流になっている今でもやはり地下足袋にこだわる年配の職人を見かけたのでしょうか。
とはいえ、やはり作業上の安全性を考えると地下足袋を履くのは高所作業のときだけ、など考えなくてはいけないところではありますが…。

以前、海外の有名なデザイナー、ベルンハルト・ウィルヘルムも日本の鳶職人にインスパイアを受けて発表したコレクションがあるんですよ。超カラフルでカーニバル感満載の職人ルックが勢揃いしております。笑
(一応個人様のお写真なので掲載はできないのですが、リンクだけ貼っておきますね!)

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◆彼らは鳶を「NINJA!」と呼ぶ
日本好きの外国人と聞くと「ニンジャ」や「サムライ」にあこがれを抱いているようなイメージがあると思います。
冒頭で書いた筆者の友人もそのひとりなのですが、ツイッタ―で検索してみると「鳶職人は現代版ニンジャだ!」という声がちらほら見受けられました。
普通の人では足がすくむような高所を身軽に動き回る鳶は、彼らの目にはさながら忍者のように映るのでしょう。ちょっと、誇らしい気持ちになりませんか?笑
海外のアニメーションにはミュータント・タートルズなんてものありましたもんね。忍者の亀のような描かれ方をしています。
(ハリウッドで実写版になったニンジャ・タートルズも昨年公開されましたね!)
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まとめ

このように、外国人の感覚からするとたしかにナナメ上の発想やセンスのように見えるのかもしれません。
日本は島国ですししばらく鎖国していたわけですから、建築における概念が独特な方向に発達していった結果とも言えますよね。
毎日のきつい仕事でしんどく感じるときもあるとは思いますが、どんな時でも、外国人に”Oh!!! NINJA!! ”と感動してもらえるようなカッコいい仕事をしていきたいものです。我々も世界に誇れるスパイダーマン(鳶職人の英訳)になりましょう!

友達にも鳶の事を教える。

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