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冬も油断できない!鳶職人の体臭事情その1〜体臭の原因と環境〜

さむ〜い冬の季節がもうすぐそこまで来ています。夏の現場と違って汗はかきづらいものの、冬場こそ体臭に気をつけないといけない季節なのは御存知でしょうか?少しゾッとしてしまうことですが、冬場の臭いこそ油断大敵なのです!

鳶職人のみなさんこんにちは。日々の業務お疲れ様です。11月下旬から寒くなって参りましたね。いよいよ冬の到来です。
冬場は汗をかかないからといって、作業着や上着をほったらかしにしている方はいませんか?その作業着や上着、もしかしたらニオッてるかもしれませんよ…!
夏場こそ臭いが気になる季節だと思われがちですが、冬場も同じくらい臭いが油断大敵な季節なのです。今回のテーマは体臭です。それでは参りましょう。

そもそも体臭の原因はなんぞや?

体臭の原因は汗だと思う方が多いと思います。でも実は汗は無臭なのです。衣服洗剤等のCMを見ていたりすると臭いの原因は汗の様に思いがちですが、厳密に言うと臭いの原因は汗を吸いとった衣類を放置すると雑菌が繁殖し、匂いを作るというわけです。

気になる加齢臭の原因は?

加齢臭の原因の多くは、皮脂が酸化したもの。そしてそれ以外にも肝機能低下をはじめとした内臓機能低下がもたらすものだと考えられています。皮脂が酸化するとノネナールという物質が発生し、加齢臭を引き起こしてしまうそう。とはいっても、このノネナール自体も無臭であるそうなのですが、こちらも汗と混ざって雑菌が繁殖すると臭い(加齢臭)が出てしまうのだそうです。

臭いが強くなる環境は?

結局の原因は汗ではなく汗を放置したことから繁殖する雑菌が原因であると判りましたね。では、どういった状況下だと雑菌が繁殖しやすいのでしょうか?【高温多湿】で【汗や皮脂等の雑菌の栄養が豊富なこと】に尽きます。
まあ、想像に容易いとは思いますが。笑
なので人の体だと、脇や股、ソックスを履いた足等が当てはまるというわけですね。

何故冬の方が体臭に気をつけるべきなのか?

それはズバリ冬の方が雑菌が繁殖する環境が整っているから!なんですね。
夏場よりも当然厚着になりますし、寒い冬とはいえ現代社会においては大抵の室内は空調が整っていて暖かいところがほとんど。
外出対策で重ね着をしているとはいえ室内に入ると暑い!なんてことはよくありますよね。
また、鳶職人にとっては冬といえどシチュエーションによっては汗ばんでしまうことも無きにしもあらずですよね。
さて、次回はそんな冬の臭い対策のあれこれをご紹介していきたいと思います。とりあえず、帰ってきたら作業着はすぐに洗濯カゴに入れて洗濯するようにしましょう。笑
まずはそれからです!それでは次回をお楽しみに!

友達にも鳶の事を教える。

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