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この春独立したワカトビ必見!事業用クレカで経理事務をラクにするコツ

独立したら事業用クレカを作るワケ

今回の記事は、以前紹介した記事で扱った「事業用クレカ」のより詳しいお話になります。二つの記事を合わせて読むことで、より深く理解することが出来ますよ!

起業の本や、起業支援講座などでよく話題になるのが、「独立するなら事業用クレカを用意しろ!」という話。一人親方の多い鳶職でも、これは応用できる事務経理ワザです。事業用クレカを上手に利用するコツを知って経理事務をラクにしましょう!

どうして仕事と個人の「財布」を分けなきゃならないの?

鳶職人に限らず個人事業主を始めるならば、事業用のクレカ、事業用口座がマストアイテムです。これは主に経理や税務の必要から。個人事業主になると、生活で使うお金と、仕事で使うお金は「別財布」として分けておかなければなりません。

「そんな面倒なことやってらんねーじゃん。金は金だし、オレが稼いでんだし・・・。金勘定は嫁がやってくれるから、気にしなくても。」なんてこと考えてると、翌月には夫婦喧嘩のキッカケになります!
なぜなら、家庭の生活費と事業費をゴチャゴチャにしておくと、経理事務担当の面倒が数倍になるからです!

税法で、個人事業主は金額と無関係に帳簿をつける「記帳義務」があります。帳簿には事業で使ったお金の流れを全てつけなければならず、生活口座と個人用のクレカと事業のお金の出し入れが一緒になっていると、本来なら不必要な家庭のお金の出し入れまで、全部帳簿にしなくてはならず、手間が数倍になってしまうんですね。

事業用クレカを使うとこんなにお得!

kureka

事業用クレカを作ると、次のようなメリットがあります。

①明細をCSVダウンロードすることで、会計ソフトへの取り込みが可能
②キャッシュレス決済で資金繰りが苦しい時に便利
③ポイントサービスで割引効果
④利用明細をPDFでダウンロードすることでペーパレス経理

クレジットカード会社は、どこでも、月々の利用明細をオンラインで発行するとともに、明細をCSVファイルでダウンロードするサービスを提供しています。
CSVは会計ソフトでよく利用されているEXCELを使った会計ソフトに取り込みが可能なファイル形式です。

月々仕事で必要な買い物をカード決済で払っておけば、月ごとの経費は自動的に電子データ化されてCSVでダウンロードできます。あとは、使っている会計ソフトに取り込んで、仕訳をすればOK!いちいち入力する手間もいらないし、間違う心配もなくなり、経理事務の大幅時短ができます。

クレカ選びはサービスで決めよう

事業用クレカといっても、特別なクレカがある訳ではなく、どこのカードでもいいので、1枚を「事業専用」として作り、事業専用に新しい口座を開けて、そこから引き落としをするようにすればいいだけです。できれば、事業用口座にモバイルバンキングサービスもつけておくと更に便利です。モバイルバンキングでもCSVダウンロードが利用できるので、口座のデータも簡単に会計ソフトへ取り込ませることができます。

どこのクレカを事業用にするか、は、サービスで選ぶといいでしょう。コンビニをよく使う、Tポイントが使いたいならファミマTポイントカードが便利です。携帯電話会社のポイントを貯めたいなら、携帯電話会社のカードも良いでしょう。

無料の会計ソフトを提供してくれるカードもあります。セゾンカードを利用していると、無料でMoneyfowerdが利用でき、通常3か月で削除される明細を1年間保存をしてもらえるサービスもあります。

まとめ

新規で申し込む時、注意したいのは、最初からショッピング枠やキャッシング枠を大きくしすぎないこと!後々、事業拡張をしたい時に響いてくる場合があるので、最初は必要最低金額に抑えておくのがベターです。

友達にも鳶の事を教える。

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