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パパ鳶な一人親方は必見!確定申告をさぼると保育園に入れない!?

一人親方鳶職人は子どもの預け先確保が重要ですね!

ヨメ鳶が経理事務を担当している専従者だと、特に子供を預かってくれる保育園の確保はマスト!
都会では「保活」なんて言葉も一般的になってきて、 子供の預け先確保は激戦区化しているようです。

共働きには大事な保育園、「確定申告してないと入れないですか!?」
なんて、半分悲鳴のような相談をしているママ鳶を発見しました。

これ、実はあり得ます!

今回は、子供の保育園入園と確定申告の関係についてお伝えします。

確定申告をしていないとなぜ保育園に入れない?

所得税の確定申告とは、一年間の収入をまとめて国に申告するもの。
サラリーマンには割とご縁の薄い 手続きですが、一定の条件に当てはまる場合は、サラリーマンも 確定申告が必要になることもあります。
保育園の入園と直接関係なさそうですけど、実は確定申告、やってないと保育園入園手続きがストップしてしまう場合が!
特に自営業者の場合、ぶっちゃけ確定申告をしていないと、保育園に入れられなくなる危険性が高いです。

その理由は「保育料を決めるのに、前々年の所得が基準だから」です
保育園に入る以上、前年に働いていないことは考えにくいですね。ママ鳶は今から仕事をする状態でも、パパ鳶は、何かの仕事をしているのが一般的だと思います 。
自営業者の場合、前年の確定申告書の控えを、入園手続きの時に提出するのも一般的。申告をしていない=前年の収入がはっきり分からないと、入園手続きそのものができない恐れもでてきます。
サラリーマン鳶の場合、所得税、市民税関係の手続きは全て会社が済ませていることがほとんど。個人事業主ならではの苦労があるわけですね。

前年申告してなかった!こんなときどうしたらいい ?

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「これまで働いていたところが結構いい加減で、確定申告をやってなかった!」
「一人親方になっても税務に知識なくて、全く確定申告がわからない!」

今年の入園手続きに間に合わせなければならないのなら、一刻も早く、手続きできる状況にするしかありません。
こういう場合、とにかく分かる範囲の収入と出費の書類や証拠になるものを集めて市役所の税務課に行ってみましょう。

確定申告と聞くと、「所得税の確定申告(国税)」をイメージしがちでは?
でも、確定申告にはもう一つあって、保育園入園に重要なのは「市民税の確定申告」なんです。

これを済ませれば、手続きに必要な収入の確認が可能に!

・収入(売上)をうけとった通帳
・こちらから出した請求書
・領収証の控えなど、入金の事実が分かるもの
・経費を証明できるもの(領収証、レシート、事業用に使っているクレジットカードの控え、仕事関連費用の引き落とし通帳など)

これらを持ち込んで、市役所の税務課で「前年分の申告をしたい」と相談すれば、ほとんどの場合、対応してもらえます。
収入がはっきりしない時なども、救済措置はあるので、都にか相談してみましょう。

確定申告をやり直した後に必要になること

市民税の確定申告の結果、金額がこれまで市が把握していたものと変わります。
少なくなるのは良いですが、申告してない場合は増える可能性が大!この場合はちょっと要注意です。
保育料はもちろん、国民健康保険の保険料や、市民税の金額が変わって「足りない分を払ってください」という請求が来る可能性があるからです 。

確定申告をするときに、経費漏れを防いで節税効果的が上げるのが、保育料を下げる効果にもなります。
自宅の一部を事務所として使っていたり、資材置き場にしている場合、車を事業用に使っている場合は、その割合を経費に入れることができます。見落としがないよう、しっかりチェックしてみましょう。
自信がない時は、税理士相談や税務相談などを利用して、できるだけ合法的な節税をすることがポイントですよ!

友達にも鳶の事を教える。

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