第3回 10代の若手鳶が目指す姿は?

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社長や親方にしごかれつつも可愛がられている中村さん。まだまだできることは少ないかもしれないが、いつか現場を背負って前線に立つ日が来るだろう。中村さんが目指す理想の仕事とは?

一人前の鳶を目指し、親方のもとで修行を続ける中村さん。今はまだ年齢的に資格を取れないが、これからドンドン資格を取って早く一人前の鳶になりたいと考えている。

 

「最初に玉掛けを取り、次は足場作業主任者を。まずはそこを目指したい」

 

まだ10代で将来の姿は想像しにくいかもしれない。それでもいつかは独立したいなど、仕事をする上での目標を持っているのだろうか。

 

「うーん…まだ想像できないです。ただ少なくとも今の段階で独立は考えていないです。自分で独り立ちするよりも世話になっている社長や親方と一緒に会社を大きくしていきたいと考えています。目標という意味では、早く一人前になって現場を任されるようになりたいですね。できれば20歳になったきに一人前の鳶になっていたい。そのためにも大きな現場をどんどん経験してみたいです」

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大きな現場は使う資材の量が文字通り桁違いになる。組み方が少しでもずれると最後まで組みあがらない。計算を間違うことなく自分の力でくみ上げられるようになるまでは辞めたくても辞められない。怒られても耐えられるのはそんなこともあるのかなと笑う。

 

「今まで意識したこともなかったけれど、鳶になってから街を歩いているとついいろいろな足場を見ちゃうんですよね。すごくきれいだなって驚くこともあれば、もっとうまく組めるはずなのに…と感じる足場を目にすることもあります。自分もほかの鳶が見て『これはすごい!』と思ってもらえるような足場を組みたいですね。図面通りに組むのが前提ですが、俺は1800㎜を上手に使いながら、なるべく1200㎜や600㎜に頼らないで組んでいくのが好きです」

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中学時代の仲間は半分くらいが進学し、残りは就職した。職業は塗装工から鉄筋工までさまざま。「自分は足場鳶以外の仕事を知らないから…」と言うが、最近は他職種に就いた仲間と仕事の話をするのも面白くなってきた。今はまだ実感がないだろうが、いつかこのような会話が中村さんの足場を組む時の姿勢に役立つときが来るだろう。足場を使う職人たちがどんな足場だと仕事がしやすいか、自然にわかるようになるはずだから。

友達にも鳶の事を教える。

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