仲間がいれば忙しい現場も乗りきれる

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インタビュー中、鳶-1グランプリに参加した同社の他の2人のメンバーから、ちょくちょくいじられていた及川さん。それをニコニコしながら受け流していた彼にとって、この仕事は「やればやるだけお金になる」という。

 

鳶1グランプリに参加した感想を聞くと「緊張しました」と答えた及川さん。するとすぐ周りのメンバーから「こいつ、恥ずかしがり屋なんですよ。はにかみ王子、と呼ばれてます(笑)」とつっこみが入った。

本当にはにかみ王子と呼ばれているかは定かではないが、仕事仲間との仲の良さは十分うかがい知ることができる。この日は先輩2人と参加したが、同社の平均年齢は25〜26歳というから、27歳の及川さんにとっては後輩もたくさんいることになる。

「みんな歳が近いので、休みの日は一緒にバーベキューなどに出かけたりします」

この仕事を選んだのは、地元の先輩に「給料がいいからやってみないか?」と誘われたのがきっかけだ。

それまで防水関係の仕事など、建築現場まわりの仕事に就いていたので、鳶の仕事は見たことはあった。それでも初めて鳶の仕事をした時「こんなにキツいとは」と思ったそうだ。

「鳶になるまでいろいろ仕事をしましたけど、仕事で時間がなくなって、移動中のクルマの中で昼食を済ませないといけなくなったのは、この仕事が初めてでした。あ、鳶って本当にきついんだと」

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肉体的にきついというか、彼の受け答えの端々には「忙しい」というニュアンスが多く含まれていることに気づく。

曰わく「忙しすぎてどの現場をやったか覚えていないんです。解体に行った時に初めて、あ、この現場やったんだった、と気がつくこともあります」等々。

「1日に2棟組み上げることもあります」

もちろん忙しくても手は抜けない。ひとつ一つ丁寧に、安全に仕事を運ばなければならない。だから仕事量が増え、きついというわけだ。

それでも続けているのは、やはり仲間の存在が大きいからだという。

「どう言えばいいですかね……仲間がいるから居心地がいいというか」

つらい仕事も、忙しさも、仲の良い仲間と一緒にやるからこそ踏ん張れる。

「もちろん、頑張ったら頑張った分だけ給料がもらえるということは欠かせませんけれど(笑)」

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かつて先輩が「給料がいいよ」と誘ってから6年、親方になって4年経った。先輩の言葉にウソはなかったようで、だからこそそれまでの仕事よりずっと長く鳶をしている。

「がっつり稼ぐということは仕事がキツいということ」。

そして一緒に頑張っていける仲間がいること。だから及川さんはきつくてもこの仕事を続けているのだ。

インタビュー後半へ続く・・・

友達にも鳶の事を教える。

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