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手摺【知って得する! 鳶用語辞典】

【読み方】
手摺

てすり

【使用用途など】
 水平材。「支柱」同士を倒れぬよう連結させる役割の他、高所作業中の作業員の落下を防ぐ役割も担っている。支柱と手摺はいわば足場の「骨」であり、足場を作るうえで最重要の存在と言えるだろう。
 何よりも特筆すべきはその種類の多さだ。最もポピュラーな1800mmの手摺(通称インパチ手摺、或はそのまま手摺とも)をはじめとして、1200mm、900mm、600mm、400mm、300mm、200mm・・・といったように、非常に細かく種類が分かれている。これら長さの異なる手摺を上手く組み合わせることで、くさび式足場はつくりが複雑な建物にも柔軟に対応することが出来るのである。
 ちなみに手摺材は一本あたりの重さはさほどでもないが、その分長さがあり、また複数本まとめての運搬が基本となるのでぶつけたり落としたりしないように注意が必要である。噂では現場での物損事故原因、その7割近くが手摺りがらみだとかなんとか・・・。

【市場価格】
一本400円~1200円前後(長さに応じて変動)

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