【用語名】
駄目
だめ
【解説】
工事の仕上がりの後、見つかる不具合のある部分。これを是正する工事を駄目工事という。
基本的には足場内の危険と思われる箇所や、安衛法の基準を満たしていない箇所へ指摘が入るのだが、時には基準自体はクリアーしていても、元請側で定めている仕様のつくりになっていないという理由で是正を受けたり、後から入る職人の作業がしにくいからと手直しを求められる例もある。元請が厳しく、かつ規模の大きな現場の場合、この駄目工事だけで丸々一日を費やす、なんてこともざらである。
基準に則した足場を仕上げさえすれば良いのではなく、足場を利用する職人や、施工を依頼した元請が望んでいること、求めていることは何なのか・・・そういったことを考えながら組んでいかなければいけないのが足場の、そして鳶という仕事の難しさだ。
友達にも鳶の事を教える。