【読み方】
架け㎡
かけへいべい
【解説】
架設予定の足場の全長、全高から算出する足場面積、施工契約時の見積り金額の計算はこの数値をベースに行われる。
協力会社から工事の依頼が入った際、必ず行わなければならないのが工事の見積りだ。施工完了までにどれほどの人工数と資材運搬用のトラックを必要とするか、架設する足場にどの程度オプションを付けるか、どんな仕様の足場を架けるかといった様々なことを考慮したうえで合計金額を出すわけだが、これらの項目を考えるうえでなくてはならない情報が、足場全体の面積、「架け㎡」である。
架け㎡がわかることで大まかな資材の数量や、施工に必要な人工数、資材運搬用トラックの台数がすべてわかるようになる。そして必然的に施工全体の流れが読めるようになり、工期の算出も可能となる。足場の組立は、まず架け㎡を知るところから始まると言っても過言ではないだろう。
友達にも鳶の事を教える。