【読み方】
スタンション
すたんしょん
【使用用途など】
通路、作業等の縁及び開口部等で墜落の恐れがある箇所に設ける仮設的な墜落防護工。主に屋上防水工事に際する防護柵の取り付け時に使用する。
改修工事の際に建物全体に工事を施す場合は、作業面積の広さから当然足場を架ける必要が出てくる。だが、改修部分が屋上に限定される場合などはわざわざ足場を架けずとも問題なく作業が行えるため、その場合は最低限の落下防止措置である防護柵の取り付けのみを頼まれることが多い。そんな時に便利な資材がこの「スタンション」だ。
ちなみにこのスタンション、縁部分に挟み込むような形で取り付け、そこに単管などを通して防護柵の建地にする・・・といった使い方をするのだが、非常に独特な形をしているため、初見ではどう扱ったらいいものか悩む人は多いだろう。
友達にも鳶の事を教える。