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第11回:確定申告に必要な用紙は?

確定申告で提出された書類を国は機械で読み取るため、専用の用紙を使って申告しなければなりません。しかも書類は売り上げをどのように得たかで変わってくるのです。

一人親方として税務署に開業届を提出すると、1月中旬以降に確定申告の必要書類が郵送されてきます。もし届かない場合は税務署でもらってください。国税庁のホームページからダウンロードすることもできますよ。

一人親方の場合は、以下の書類を使います。

◆「所得税青色申告決算書(一般用)」または「収支内訳書(一般用)」青色申告する人は「所得税青色申告決算書(一般用)」、白色申告する人は「収支内訳書(一般用)」を使い、売上から経費などを差し引いた事業所得を計算します。所得税青色申告決算書には損益計算や事業財政状態を細かく記入する欄もあります。

◆「確定申告書」
「確定申告書」にはAとBがありますが、一人親方はBを使用します。確定申告書Bは第一表という部分に、1年間の収入や所得、受けられる控除の額を書いていきます。第二表には控除の詳細などを書きます。また受け取った報酬から源泉徴収(あらかじめ見込み税額が引かれること)されている場合は、金額を記入します。

控除を受ける際には自分が控除対象者であることを証明する書類を提出しなくてはなりません。医療費控除は病院の領収書などを専用の封筒に入れて提出、生命保険控除などは保険会社から送られてくる証明書を貼付欄に糊付して提出します。

第12回:確定申告に必要な用紙は?

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