どうしても、どうしても、確定申告を自分でできない!
いや、わかってる、やらなきゃいけないってことは。だけどさ、現場はあるし、忙しいから休めねーし、計算ニガテだし、税務署遠いし、無理なんだって!
分かります、年度末の鳶職は超多忙、こういう場合もありますよね。だけど確定申告をさぼると、後でがっつり税金をむしり取られる場合があるんですよ!
「うをー!!どうしたらいいんだよ!」
ハイ、そういうときは、しょうがない、人を頼りましょう!どうしても確定申告を自分でできない時の解決方法をまとめます。
確定申告は人に頼めるの!?
まず、基本。確定申告は他人にお願いして代わりに作ってもらうことができるのでしょうか?
原則論から言うと、これはNG。提出は他人に頼んでもかまわないのですが、申告書の作成に関しては、申告者自身が作成して提出するのが原則です。「旦那さんの申告書を奥さんが作る」「息子さんの申告書をお母さんが作る」というような、同居家族、扶養関係のある親族の場合を除いて、自分の申告書は自分で作らなければならない決まりになっています。
しかし、どーしても、どーしても無理!という時はお金はかかるけれど、人に頼むことができる方法はあります。
税務のプロ税理士さんに申告を代行してもらう
確定申告の締切である3月15日を過ぎてしまうと、市役所などに開設されていた臨時の申告事務所も閉鎖されてしまって、提出は住所地を管轄する税務署のみになってしまいます。近くにあればいいですけど、税務署って意外と普段行かない場所だけに、出向くだけでもおっくうになってしまいますよね。
そんな場合に頼りになるのが、あなたの町の税理士さんです。税理士さんは税のエキスパート!税金関連の相談や、申告の代行もお願いできます。
「税理士 (あなたの住所地)」でググレば必ず一か所以上税理士事務所を見つけることができます。確定申告代行をしてくれそうな税理士さんを探したいなら、「(住所地の県名) 税理士会」でググると、お住いの県の税理士会が見つかりますから、そこへ電話して、「確定申告を代わりにやってくれそうな税理士さんで家の近くの人を紹介してください」とお願いしてみるといいでしょう。
事業主ならばとりあえず商工会へSOS
新米個人事業主の親方鳶なら、自分の住所地の商工会へSOSを出すのも一つの方法です。商工会が直接、申告業務を代行してくれるわけではありませんが、ほとんどの商工会は貴重指導や税理士と連携して、青色申告の支援を行っているものです。会員向けに申告書作成指導や代行業務もしていますから、とりあえず、税理士を紹介してもらえないかを相談してみるといいでしょう。
記帳代行も有料で引き受けてくれる上、料金も商工会の入会金、年会費を払っても税理士さんに頼むよりもかなり、リーズナブルです。翌年以降の入会も検討してみることをお勧めします。
友達にも鳶の事を教える。