梅雨が近づく初夏は、大気の状態が不安定になりやすいものです。
豪雨、雷、はたまた突風、竜巻まで、空の状況と場所で何が起こるか読みにくい時期です。一方で転落事故が怖い鳶職人にとって、もう一つおっかないのが「上に上っているときの地震」ではないでしょうか。腹をくくって作業しているとはいえ、「来るなら来ると言え!」と言いたい本音もあるのでは?
自然災害の危険が迫っている!という時、アラートがあれば、安全への備えが暑くなります。そんな心強い防災アプリをご紹介しましょう。
豪雨を知らせてくれるアプリ2種
突然の大雨でゲリラ豪雨の恐れ!そんな時にアラートしてくれるのが、日本気象株式会社から無料配信されている豪雨レーダーです。
豪雨レーダーは気象庁の高解像度降水ナウキャストを利用した、ピンスポットの局所的豪雨を把握できるアプリです。250m単位での雨雲の動きをキャッチして繁栄してくれ、60分先の降雨状況を10分単位で予測できます。
「すぐ降ってきそうだから、早めに作業を切り上げよう」とか、降り出した後の「いつごろまで降るのかな?」といった目安を立てるのに便利です。
GPSと連動しないで、局所的な天気状況を把握したい人には、ピンポイント雨量もオススメです。GPSで現在地の周辺数キロ単位の雨雲状況を調べる使い方のほか、市町村名を入力することで指定した場所の天気を把握することもできます。
「これから行く現場の天気はどうかな?」なんてときにはこちらも便利そうですね。
人気防災アプリ「防災速報」
防災速報は、Yahoo!が提供している防災アプリで、人気のYahoo!天気の姉妹品みたいな防災アプリです。
Yahoo!天気が、予報に特化しているのに対して、こちらは、アラートが中心になっているのが特徴。両方セットでインストールしておくと、アラートしてくれるのは、
・地震(緊急地震速報含む)
・豪雨
・気象警報
・津波予報
・避難情報
・土砂災害情報
・河川洪水情報
・熱中症情報
・火山情報
・国民保護情報(Jアラートなど)
・防犯情報
・自治体からの緊急情報
・訓練情報
と、充実度がハンパない!ほぼ、これ一つでカバーできてしまうほどです!
地域を3か所登録して利用できるので、自宅、会社、今月の現場、なんて形で使ってみても良さそうです。ただし、アラートの音を地域ごとに変えるなどはできないので、今いる場所以外でも情報が入ると鳴ってしまうことがあるのは難点。とはいえ、情報の速さは断トツ!何より無料ですから、入れておいて損は無いでしょう。
友達にも鳶の事を教える。