春4月といえば入学シーズン、そして入学といえば「入学祝」ですね!
「仲間うちの子供が小学校に上がるから、お祝いしたい。」
「友達の職人が定時制に入学したから祝ってやりたい。」
「お世話になった親方、顧客の子供が入学するから・・・。」
などなど、この時期、「入学祝を送ってやろう!」と思うような場面もあろうかと思います。
そこで、入学祝の上手な送り方についてまとめてみました。
そもそも入学祝ってどういうもの?
子供の頃、入学祝をもらったことのある職人も少なくないと思います。ところで、それ、誰からもらいました?
おじおば、祖父、祖母、親戚など身内の方からもらった、という人がほとんどで、まれに父親の勤務先、取引先などの仕事関係から、物で送られたりしたケースがほとんどではないでしょうか?
一般的に入学祝は、 身内から送るケースがほとんどで、仕事の関係などでは、特に何もしないものとされています。
また祝ってあげたい気持ちとして贈るものなので、 お返しは特に行わないマナーとなっています。
仕事関係や友人関係で送ってあげたいという場合は、 あまりに高額なものを送ってしまうと、お返しは行わないのが原則ですから、相手に気を遣わせる結果になってしまいます。
そういう時に便利なのが連名でのお祝いです。職人仲間で、少額ずつを集めれば、まとまった金額になりますし、一人当たりの負担は数百円、と少なくて済みます。
職人仲間が定時制高校に入った時のお祝いなどは、この方式がおすすめです。
自由に選んでもらえるような入学祝がベター
一昔前入学祝と言うと文具を送り合うのが一般的でした。
筆箱、 鉛筆ノート色紙、大きなものでは机や電気スタンド鉛筆削りなど。今でも祖父母からランドセルを送るというのは結構一般的です。
最近の住宅事情や、学校のきまりなどから、物よりも相手が自由に選べるようなプレゼントの方が喜ばれます。
小学生なら、文具カードなど、中学生以上だったら Amazon ギフトカード、コンビニで使えるクオカードなどが良いかもしれません。
額面は1000円から2000円程度、5000円を超えるお祝いは、友人関係や取引先には控えたほうがよさそうです。
入学祝はタイミングも大事。できるだけ入学式よりも前に渡してあげる方が親切です。
自分の子供がお祝いをもらった相手には入学祝をして返す
入学祝をいただいたとき、そのものにお返しをする風習はありませんが、ちょっと注意したいのは、「自分の子供が入学祝をしていただいた方」の場合。
自分の子供に入学祝をしてもらった時は、相手方のお子さんの入学に合わせてお返しをかねて、お祝いを送る、というのが割とよく行われています。
特にお返しのマナーがないとはいえ、自分の子供がもらったのに相手の子供にしないということは感情的にこじれる可能性があります。
もらった場合はしっかり、誰から、いくらいただいたか?金額は控えておくようにするとよいでしょう。
友達にも鳶の事を教える。