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【一人親方の確定申告】個人のお金を仕事で使ったときは?

今月ちょっとピンチ!

親方として、独立して間もない時って、収入が不安定ですよね。
入金日と支払いのバランスが上手くとれなかったり、事業用口座から出金して手元に現金を置いておく習慣が身につかなかったり。

「しまった、今日は事業クレカ持ってねえ!これ、払っとかなきゃいけないのに・・・いいや、俺のポケットマネーで払っとけ!」

なんて経験ありませんか?

そのまんま帰宅して領収証を渡された嫁トビから、

「ちょっとぉ!!個人のお金で仕事のものを買わないでっていったじゃん!!」とイミフにキレられて喧嘩勃発の危機に!?
「金は金なんだし、俺が稼いできたには違いないだろ?」なーんて開き直ってませんか?実は、これって、経理的にはちょっと面倒なことなんです。

個人のお金で仕事の支払いをしたときの注意点を知っておきましょう。

どうして仕事の払いは仕事用サイフじゃないといけないの?

ちょっとしたものを買うときに、仕事のお金ではなく個人のお金を使って決済してしまう事って、実は結構多いものです。一人親方だと、ついつい会計関係はどんぶり勘定になりがち。
クレジットカードで決済できない、自販機のドリンク類や、現場で急に必要になった消耗品類など、細々したお金は個人のポケットマネーから出してしまうことはやむを得ないとも言えます。

でもこれ、重大な落とし穴が隠れているんです。

●経費漏れになりやすい

●記帳の仕分けが面倒になる

それぞれについて見ていきましょう。

脱・経費漏れ!個人のお金で払っても領収証は必ず貰うべし!

あるあるな誤解パターン「仕事の支払いでも、個人のお金から払ったら経費にならない。」と思ってませんか?

「仕事関係の飲み会だけど、オレの金で払ったから、領収証は要らねえか…。」

「俺の払いだと経費に入れちゃいけないんだったよな?」

「仕事関係の香典包んだけど、銀行間に合わなかったから、嫁財布から借りたし。」

なんてことで、領収証もとらない、経費に計上しない、なんてことをしていたら、積もり積もって大損しかねません。

仕事に関わるお金の払いは、基本、ほとんど経費にできます!
領収証が取れないものも、仕事用の現預金以外から支払っても、経費にする正しい方法があります。

仕事に関係する出費は、とりあえず、領収証かメモを取っておく!
これを忘れないでください。

ポケットマネーで払ったときは「事業主貸」「事業主借」で記帳ができる

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「でも、個人のお金お仕事のお金と別にする、って基本だよね?俺が自分のポケットマネーから出した時は帳簿につける方法があるの?」

ハイ、あります!

個人のお金で仕事の支払いをした⇒事業主借

仕事のお金を個人の支払いに充てた⇒事業主貸

「なんだあ??借りると貸すが反対みてえじゃん??」とか混乱しそうですね。

要するに、事業主(=親方ポケットマネー=個人のサイフ)から、仕事にお金を「借りたことにしている」を意味している言葉なんです。

一人親方は個人事業主ですから、稼いだお金から生活費を出すことになります。
仕事用の通帳に入金されてきても、そこから生活費用に引き出したお金や、親方のお小遣いになるお金は「事業主貸」になります。
要は、「仕事のお金を親方の私用に貸したよ」という扱いになるということ。

書くだけでメンドクサイのが分かると思います。これを記帳させられる人はもーっと面倒な思いをすることに・・・。
個人のお金で仕事の支払いをしてしまうと、経理担当者の手間が増えてミスも出やすくなる、って落とし穴もあるんです。

親方のポケットマネーからは、なるべく経費の支払いをしないためにはどうしたらいいか?
その秘訣については、別記事でお伝えします!

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