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熱中症対策特集1「実は危険な意外なあの飲み物!」

 

皆さん、水分補給してますか?

 

今年は5月に台風が上陸したり不思議な天候ですが、夏の暑さを予感させるには十分な気温が全国各地で記録されています。
こうなるとあちこちの現場で聞こえてくるのが「熱中症に気をつけろ」ですね。

今回の記事では「え、それってダメなの?」という、よく聞くけど実は間違っている、コワ~イ熱中症対策をお伝えします。

 

・「ミネラルと塩分補給にスポーツドリンク」

 

よく聞きますよね、熱中症対策にスポーツドリンク。

でも実はこれ、摂取の仕方を間違えるとすごく危険なんです。
スポーツドリンクにはミネラル、塩分と共に糖分が大量に入っています。
その分量はスポーツドリンク100mlに約6グラム前後とも言われています。
ということは500mlのペットボトルには角砂糖10個分前後の砂糖が入っているわけです。

 

では、それだけの糖分が入ったスポーツドリンクを何本も一気に飲んじゃうと人間の体はどうなるか、みなさんご存知ですか?

 

・スポーツドリンクの過剰摂取は○○を引き起こす!

 

みなさんはペットボトル症候群という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
これはソフトドリンクやスポーツドリンクの急激な大量摂取により引き起こされるものです。(皆さんも休憩時間に1リットルぐらい一気にスポーツドリンクを飲んじゃったりしてませんか?)

このペットボトル症候群、もっとわかりやすく言うと「急性糖尿病」なんです。

詳しくはwikiを見て頂きたいのですが Wikipedia:急性糖尿病

症状としてはまずは喉の渇き、倦怠感です。
汗をかいたから喉が渇いていると思ってスポーツドリンクを飲み続けたら、実は急性糖尿病のせいだったとしたら恐ろしいですよね。
もし気付かずに飲み続けるといずれは吐き気、腹痛、昏倒、そして最悪は死亡することすらあり得ます。

 

ではスポーツドリンクはダメなの?

 

そんなことはありません。

 

失われた水分を効率よく吸収するためにはスポーツドリンクが優れた飲料であることに変わりはありません。
大事なのはその量とタイミングです。

 

一度に過剰摂取するのではなく、1回の休憩時にスポーツドリンクは1本までとし、それでも喉が渇く場合は麦茶などのミネラル豊富な飲料を選ぶようにしましょう。

また、熱中症の初期症状(めまい、手足が冷たくなってくる、筋肉が痙攣する、など)のタイミングでは麦茶より吸収の良いスポーツドリンクを何回にも分けて(一気飲みせずに)飲むことが回復を早めてくれます。

 

【まとめ】

・短時間にスポーツドリンクを過剰摂取するのは危険です。
・1回の休憩ではせいぜい1本まで。
・それでも喉が渇く場合は麦茶推奨。
・熱中症の初期症状が出たときはスポーツドリンクを少しずつ飲みましょう。

 

次回は熱中症になりにくい体作りに最適な身近な「あの」飲み物を紹介します!

友達にも鳶の事を教える。

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