さて、前回紹介した2種類の筋肉のちがい、読んでいただけましたか?
まだチェックしていないという人は、前回の記事から読んでみてくださいね。
前回記事「あなたは知ってる?正しい筋肉の鍛え方」
https://tobi-jin.jp/knowledge/835.html
今回は、前回説明した「遅筋」と「速筋」の違いを踏まえながら正しい筋トレの方法を紹介します。
◆遅筋の鍛え方
まず持久力タイプの筋肉である遅筋を鍛えたい人は、ハードな走り込みやダンベルでのきつい筋トレは避けましょう。
瞬間的に大きな負荷をかけるトレーニングは、筋肉に乳酸(疲労物質)をためてしまい、速筋を育ててしまうのです。
遅筋を鍛えたい人は
・ある程度時間かける
・休まずに息の上がる運動をする
・筋肉を動かし続ける
・短い休憩を挟んで繰り返す
ことを意識しましょう。
具体的には、
10分程度の軽いランニングを立ち止まらずに続けて、30秒ほどの休憩をはさんでまた10分……
が理想的です。
注意すべきなのは「筋肉が重く感じてきたらやめること」です。筋肉が重く感じるのは乳酸がたまっているサインです。
◆速筋の鍛え方
とにかく短時間で筋肉をいじめ抜くつもりでやりましょう。負荷をかければかけるほど筋肉が育っていきます。
速筋を鍛えたい人は
・短時間
・高い負荷をかけながら(ダンベルなどを持って)
・少ない回数(スクワット1セット15回など)
・間をあけてする(休憩90秒~120秒で3セット)
具体的には
8秒間で1セット15回のスクワットを、90秒~120秒の休憩を挟んで3セット、というメニューを毎日行うといいでしょう。
この時ポイントなのは、ダンベルなどの負荷をかけて、15回を以下にハードにやるかを意識することです。
いかがでしたか?早速、試してみてくださいね?
次回は今話題の「体幹トレーニング」についてです。お楽しみに!
友達にも鳶の事を教える。