【読み方】
コンパネ養生
こんぱねようじょう
【解説】
「コンパネ養生」とは、人通りがある建物の出入口上の足場にコンパネ(木製の合板)を敷き、歩行者に作業粉塵や資材が落下しないようにする措置を意味する。
足場上にただ敷くだけでは、コンパネ自体が落下するので、板に穴をあけて番線等で固定するのが一般的である。
その他に、足元がタイル張りの現場等で資材を仮置きする際、コンパネを敷き詰めて仮置き場を設営し、タイルの損傷を防ぐ意味もある。
筆者が経験した現場では、学校の体育館の床にコンパネを隙間なく敷き、その上に足場を組むというものがあり、その光景は圧巻であった。
コンパネ養生の設置の仕方で、職人それぞれのこだわりが見え隠れするので、現場で見かけたら観察してみよう。
友達にも鳶の事を教える。