【読み方】
通り(を見る)
とおりをみる
【解説】
建物平面の柱を結ぶ縦横の基盤目の基準線。その1本1本を通りといい、各通りはアルファベットや数字で区別する。
線そのものは「通り心」と呼んで墨出しの基準になる。また、直線になる状態のことで「通りが悪い」とは曲がっていること。「通りをみる」とは直線になっているかを確認することを指す。
足場は繊細なもので、少しでも柱が傾いていると足場材が噛み合わなくなり、作業効率が大きく落ちてしまう。最悪の場合、高層まで足場を伸ばした段階になって、柱の開きが大きくなりすぎて足場材が入らなかったり届かなることさえある。通りを見て、しっかりと柱が垂直に立っていることを確認してから足場を組み始めよう。
友達にも鳶の事を教える。