【読み方】
定格荷重
ていかくかじゅう
【解説】
クレーンの傾斜角や、ジブの長さ等の条件によって変化する荷重のことで、フックなどの吊具の重量を差し引いた実際に吊上げることの出来る荷重のこと。傾斜角が少なかったり、ジブを伸ばしていると吊上げることの出来る重さは少なくなる。
「玉掛け」の際に特に気を付けなければならいことの一つが、この定格荷重をしっかりと計算して資材を吊ることだ。計算を誤り許容限界以上の資材を吊りあげ、数十メートルの高さでワイヤーが切れたり、クレーンが持ち上げきれず資材が落ちてしまえば大惨事となる。玉掛け作業員はこう言ったことが起こらないよう細心の注意を払って玉かけを行わなければならないのだ。
友達にも鳶の事を教える。