もし現場で大けがをしてしまった場合、あなたならどうしますか!?
・・・いきなり驚かせてしまいすいません笑。
ですが、実際のところ鳶職人の皆さんは毎日過酷な現場で働かれているため怪我はつきものですよね。
ちょっとした怪我ならいいですが、大きな怪我となると大変です。
今回は、そんな怪我の応急処置法や怪我の際の労災保険などについてご紹介します。
要確認!出欠には三つの種類がある!
人間の血液量は体重1キログラム当たり80ccと言われており、その3分の1以上を一気になくすと命が危険になるそうです。
また、ただの擦り傷であってもそのまま放置すると、細菌感染の危険があります。
なお、出血には3つに大きく分けられます。
まず、血がじわじわ出るもので、ちょっところんだ時などに起こるものですが、これは毛細血管から出血しているもの。
さらに、もっとひどいものは静脈からの出血で、さらに血がぴゅーっと吹き出ているものは動脈からの出血でこれはかなり危険です。
出血した時の処置法とは?
鳶の現場で傷の手当をする際には、出血を止め、痛みをとって感染を防止することがポイント。
出血がおさまったら傷口の汚れを清潔にし、包帯などを使って傷の表面を保護しましょう。
どのような軽い傷であっても細菌が感染する可能性はあるので、放置しないで病院へ行きましょう。
具体的に書いてみますと、
・軽く切った程度なら傷口のばい菌を出し切るため、少し出血させた後に手当を。
・傷口が汚れていたらキレイな流水で洗い流す。
・酸やアルカリ、化学薬品で汚れている場合、流水で洗い流す。
・傷口には清潔なガーゼを当てる。汚れたもの、消毒していないものは直接傷口に当てない。
・傷口を心臓より高い位置にすれば止血しやすくなる。
・・・などですが、もしガーゼなどがない場合にはハンカチやてぬぐいなどをライターであぶって使いましょう。
ティッシュは繊維質なので、傷口に線維が残るので使わないようにしましょう。
怪我をし休んだらすべて労災で賄えるの?
鳶のみなさんは労災という言葉を聞いたことがありますよね?
必ず鳶職人さんは加入しているでしょうが、怪我をした際には病院代や働けない分の給料を払ってくれる保険です。
でも、労災だけで働けない間の給料が賄えるわけではないので、任意保険に入ることをお勧めします。
必要な金額が保障される保険に入っておけば、怪我をして働けなくても安心して休むことができますよね?
保険と聞くとちょっとややこしそうで加入するのをためらいがちですが、やはり鳶の方に怪我はつきものなので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしょうか?
鳶の皆さんは毎日怪我の危険を伴いながらお仕事されています。
十分注意していても怪我をしてしまうことはあるもの。
そんな時、上でご紹介した処置をぜひご参考になさっていただきたいです。
また、この機会に怪我をした時の保険についても見直してみるといいですよ!
友達にも鳶の事を教える。