今回はストレッチ記事の第2回となります!
鳶職人の皆さんは危険と隣り合わせの仕事なため、ストレッチすることによって少しでも危険を回避したいものです。
ここでは、そんなストレッチの中でも日ごろの生活の中で気軽にできるものをいくつかご紹介してみましょう。
(こちらの記事も併せてお読みください!→鳶職人さんのけがを防止する!自宅で簡単ストレッチ法!)
身体よりもまず心!?自宅ストレッチの意外なポイントとは?
ストレッチとは筋肉を伸ばす以外に心を静かに落ち着けて行うことが重要です。
その理由は筋肉は自分が持つイメージだけで、柔らかくもなり、硬くもなるからです。
たとえば、人は笑うとき顔の筋肉が自然に緩みますし、怒る時は自然に硬くなるもの。
これは、人間の感情と筋肉につながっているためで、つまりストレッチ前の気分は柔軟性をアップするために重要な意味を持つからです。
ヨガではストレッチをいきなり行うのではなく、まず瞑想して心を落ち着けます。
鳶の方はより効果的に筋肉を伸ばすため、ストレッチ前に体の力を抜くようにしてくださいね。
これだけは抑えておきたいおススメストレッチ4選!
では、鳶の方のけがを防止するためのストレッチをいくつかご紹介しましょう。
◇僧帽筋のストレッチ法◇
まず床に座り、首を伸ばして肩を落としましょう。
次に、両膝を大きく開きひざを立て、両腕を後頭部に回し組みましょう。
さらに、首を楽に伸ばしながら両腕の重さを使ってひざの間を前屈。
もし、立ったまま行う場合には肩幅に足を開いて行いましょう。
このとき、背中全体を丸めて行えば効果がアップします!
◇上腕三頭筋と大胸筋のストレッチ法◇
まず、壁から半歩ほど開き膝立ちになって首を伸ばし、肩を落としましょう。
次に、両肘を壁につけて背中に指先が触るようにしましょう。
このとき、肩は落とした状態で両脇は床に近づけましょう。
そうすれば効果がさらにアップします!
◇大胸筋のストレッチ法◇
あぐらをかき、首を伸ばしたら肩を落としましょう。
両腕を後ろに回して両腕を組み、伸ばしましょう。
肩甲骨を寄せるように 行うとさらに効果があります。
◇下腿三頭筋のストレッチ法◇
正座をし、右ひざを立てましょう。
さらに、右足のかかとを床につけ、両手を床について胸から右の脚を前へ押し出すように傾けます。
これによって、右のふくらはぎの下の部分のストレッチになります。
右が終わったら左も行いましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
学生時代運動部に入っていた鳶職人さんなら、運動前後は必ずストレッチをしろ!なんて言われていたんじゃないかと思います
それだけストレッチの効果は絶大で、ほんの5~10分ストレッチをするだけで疲労の抜けや怪我の確率が大きく改善されると言われています。
鳶の皆さんが気持ちよく日々の作業を行ってもらうのめにも、ぜひ今回や前回でご紹介したストレッチを生活の中に取り入れていただきたいですね。
最初は面倒かもしれませんが、是非とも「ストレッチ癖」をつけて、いつまでも怪我なくバリバリ最前線で活躍しましょう!
友達にも鳶の事を教える。