お盆を過ぎたのにまだまだ暑い!そんな中でも長期休みでしっかり疲れもとれたし、心機一転バリバリと働きたいところですが・・・
「ウナギも食べたけど、だるくてしんどい・・・」
「暑すぎて食欲が出ない、焼き肉とか無理ゲー」
「マジで夏バテかも。」
なんてことに休み中になってしまった人、少なくないのでは?こんな体調の時は、無理して高カロリーの肉類などを食べようとすると、かえって夏バテを悪化させてしまうことがあります。夏バテ回復は、回復食になる食材を食べること!オススメの食材をピックアップしました!
8月は夏バテ最盛期!原因は「暑さ」にあり!
8月は、実は夏バテ発生のピーク!夏バテの代表的な症状「だるい」は、暑さのために汗で水分、ミネラル、ビタミンが損なわれたことが原因で、「食欲が出ない」症状は、汗で起こる軽い脱水に胃腸の消化力が弱まって起こっています。夏の暑さで体が慢性的に変調を起こしてしまい、症状が重い人では、1か月ほども夏バテが続くこともあるそうです。
胃腸の消化吸収の力が低下しているわけですから、いくらスタミナ源だから、といって、消化のステーキや、刺激の強い濃い味の焼き肉などを食べることは、胃腸の負担が大きく回復どころか悪化の原因になってしまうんですね。
暑いから、とアイスや冷たい飲み物をとりすぎることも、同じく胃腸を冷やし、糖分で食欲の低下を強める心配があります。
夏バテ知らずの体を作るには、
・ミネラル、ビタミンを補給する
・体を内側から冷やしてくれる食材を摂る
・消火を助けてスタミナづくりをしてくれる食材を摂る
これらの対策が効果的です。
白米NG!麦ごはんをチェック!
昔の人は「夏は麦、冬は米」と言って、夏の間は白米を食べないか、麦割ご飯にして食べていたそうです。冷蔵庫のない時代は温度管理が難しく、米の味が落ちることもあったのでしょうが、それ以上に、大麦がもつ健康増進効果のほうを、先人の知恵で知っていたのかもしれません。夏の間だけは、白米のごはんに2割ほど押し麦を混ぜて炊く「麦割ごはん」に、ヤマイモやナガイモをすりおろした「とろろ」をかけた「山かけごはん」がイチオシです。
麦のもつミネラルやビタミンと、とろろ芋のもつビタミンと、消化吸収を強めてスタミナ回復効果のある成分「ムチン」が合わさって、体に必要な栄養分をしっかり補給することができます。
麦ごはんに利用されている麦は大麦で、食べると体温を下げてくれる効果も持っており、暑さに負けそうなカラダには強い味方になります。
夏野菜はビタミンと体温調整効果で◎
夏はトマト、ナス、ピーマンなどの夏野菜が豊富に取れる季節。これらやシシトウ、とうがらしはどれもナス科の野菜で、体の温度を下げる作用を持っています。トマトのリコピン、ナスのアントシアニン、ピーマンのルテイン、など、体調を整える「フィトケミカル」もタップリ、もちろんビタミンCもタップリ、と食べないともったいない成分を含んでいます。
調理して食べる時は、油で炒めると栄養素が壊れにくく、消化吸収も良くなるとか。旬の緑黄色野菜ですから、ぜひ、食べましょう。
キュウリもカリウム豊富で、体温を下げてくれる野菜です。栄養素は少ないので、味噌やもろみで食べるとGOODです。おつまみでお馴染みの枝豆は、栄養価が高く、消化もよい蛋白源です。ビールのお供にぜひ食べましょう。
友達にも鳶の事を教える。