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第2回:「給料」と「報酬」の違い?~一人親方が確定申告をしなきゃダメな理由~

寒い季節の風物詩「確定申告」。会社員の方には関係ない人も多いですが、一人親方の場合は必ずしなくてはならない儀式です。一人親方は「報酬」を得ているからこそ、確定申告をしなければならないんです。

「確定申告」を自分でしたことがある方もいらっしゃれば、自分でしたことはない、という方もいらっしゃるかと思います。そんな確定申告ですが、納税義務がある人であれば必ずしなくてはいけないものなのです。「え、やったことないけど?」という方は、会社が代わりにやってくれているだけで、実際には確定申告をしているのですよ(控除がある場合を除く)。

一人親方でも、社員として働いている方も、「誰が行うのか」は別として確定申告は行わなければなりません。その確定申告の中身ですが、一人親方にとっての「確定申告」と、社員の方の「確定申告」では意味合いが少し異なります。それは一人親方が受け取っているお金が「給料」ではなく、「報酬」と呼ばれるお金だからなんです。

第2回:一人親方が確定申告をしなきゃダメな理由

「給料」とは会社が社員の方々に対して雇用契約を結ぶ対価として支払われるお金で、決められた額が毎月振り込まれてきます。一方で「報酬」とは、仕事を依頼した方から、仕事をした対価として支払われるお金で、そこには雇用関係もなく、毎月支払われるようなお金でもありません。

報酬の中から、一人親方は仕事で使う道具などを自分でそろえることができます。また会社員の給料と違い、一人親方は複数の会社と仕事をして報酬をもらうこともありますよね。会社員の給料と違い、お金の出入りが複雑であるからこそ、確定申告を通して、自分でお金の出入りを申告しなくてはならないのです。

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