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第3回:税金の額はどうやって決まるの?

確定申告が支払う税金の金額を決めることです。では、税金の額ってどのような仕組みで決まるのかご存じですか?出来る限り簡単に説明してみたいと思います。

会社員として鳶をやっていたときは、毎月のお給料から税金が引かれていたはず。しかし一人親方になると自分で確定申告し、税金を納めるようになります。

ここで問題です。
あなたが一人親方として仮に一年間で500万円分の仕事をした場合、受け取った500万円に対して税金が計算されるのでしょうか。

答えは「NO」。
あなたは500万円稼ぎましたが、それだけの報酬を受け取るためにさまざまな形でお金を使っているはず。たとえば道具を買いそろえるためのお金や、現場へ行くために使った交通費等が該当します。税金の計算では、そういった仕事のために使ったお金を差し引くことが認められています。

また仕事以外でも国から認められたお金の使い方などに対して、一定金額を差し引いて税額を計算することが認められているのです。差し引くことができるものを理解しておかないと、本来より多くの税金を納めることになりますので、確定申告の際にはお近くの税務署や税理士さんにご相談されることをお勧めします。

逆に株などの取引や家賃収入など、仕事で得た報酬以外にも収入がある場合は、確定申告で申告しなくてはなりません。そういった報酬にも税金がかかってくるんですよ。

第3回:税金の額はどうやって決まるの?

友達にも鳶の事を教える。

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