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第15回:消費税はどうやって納める?

消費税を納めなくてはならないほど稼いだあなた。消費税を納めるときがやってきたら、確定申告と一緒に消費税の申告を行います。売り上げが1000万円に満たない人も、来るときのために覚えておいてくださいね。

消費税は預かった税額から経費などで支払っている税額を差し引いていきます。申告で使うのは、「消費税及び地方消費税申告書」という書類です。

ただし経費には課税対象のものと非課税対象のものがあります。それらをきちんと計算するのが正しいやり方ですが、とても煩雑なので簡易課税制度が用意されています。

簡易課税制度では業種ごとに国が定めた「みなし仕入率」を使って消費税の計算をします。建設業は「第三種事業」になり、みなし仕入率は70%。たとえば課税売上高が1500万円で、預かった消費税額が120万円だった場合

120万円-(120万円×70%)=36万円

これが納める消費税額になります。ただ簡易課税制度を利用するには、適用を受ける旨の届出書を事前に所轄税務署まで提出しなくてはなりません。

友達にも鳶の事を教える。

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