糖尿病特集第三回となる今回は、生活習慣病やダイエットをする際には必ず話題にのぼる「カロリー」についてのお話です。
しっかりとカロリーを意識して食事をとることで、糖尿病を予防するだけでなく引き締まった細マッチョになれるかも・・・!?
目指せ細マッチョ鳶!食事は一日2000kcalを目指そう!
糖尿病治療が必要になる一歩手前、いわゆる「糖尿病予備軍」の方々で、一番重要なのが適度な運動とカロリーコントロールです。運動の方は鳶職人なら全く問題はありません、がカロリーに関しては意識をしていない場合には、なかなかに難しい所もあります。
毎日の朝、昼、晩ごはんの3食と、おやつなどの間食などのカロリーを計算する事が出来るようになるだけでも、「デキる鳶」、「カッコイイ鳶」への近道になるかもしれません。計算といっても難しいことはほとんどないので、これを機にいろいろ覚えてみましょう!
まずは「一般の成人男性が日常的に摂取すべきカロリー量が2000kcal」と覚えておきましょう。鳶職などのガテン系職業では、基本的に職務中ではハードな運動をする事が多いので、+100~200までは消費すると考えていいかもしれません。つまり一日2000~2200以内を目指せば健康的な生活に一歩でも近づけるといえるでしょう。
(社内での事務が中心であれば、もう少し落としての1800kcalや1600kcal前後あたりが望ましいでしょう。)
お茶碗1杯分のご飯がだいたい200kcalになるので、
それを考えて、おかずなどを考え、3食それぞれを600~700kcal前後に抑えてセーブしておくと、日常的に身体が使うカロリーの基礎代謝と呼ばれるカロリー消費が必ず多くなるので、肉体を絞る事や健康的な体、生活への近道、第一歩にもなります。カロリーはチェーンの飲食店やコンビニであればほぼ必ずメニューにデータが載っているので目を通しておくといいですよ!
鳶に重要な筋肉の再生、筋肉を鍛える為に必要なのは十分な休息とタンパク質、ビタミンB群なので、脂肪分の少ない鶏肉や白身魚類を優先的に選んでいく事によって、身体の脂肪となる脂肪分をあまり摂取せずに、タンパク質などの栄養分をかんたんに摂る事ができます。他にも野菜類であれば豆類がタンパク質が多くなります。
他にも、お昼が定食屋さんであれば、ご飯などをおかわりせずにキャベツ盛りを増やしてもらい、キャベツ盛りや野菜を先に食べる等の工夫や
コンビニ弁当の場合は大きめのサラダを1つ、毎回追加してみるなど、カロリーがほとんどなく栄養価も高い野菜でお腹を膨らませる、というのもシンプルですが効果的です。カロリーの低く、栄養価の高い食べ物を選んで食べるようにするだけで、健康に大きく近づいていきますよ!
最後に気を付けたいのがお酒です。お酒は基本的にカロリーがかなり高くカクテルをジュース1本分単位などで飲んだ場合だと、予想以上にカロリーが跳ね上がる事が多いので注意が必要になります。こちらも基本的にラベルや商品の側面に表示があることが多いのでよく見てみるとよいでしょう。
例を挙げればコークハイなどのコーラベースのカクテルの場合は、コーラ自体のカロリーも高いジュースということで1杯で200kcal以上もあります。甘いカクテルを複数杯呑むだけでご飯を食べたと同量以上のカロリー摂取量になってしまい、更に糖分を過剰に摂取する事になり、血糖値の急上昇などに繋がります。
まとめ
カロリーを計算し、カロリーの低く栄養価の高い食べ物をなるべく多く摂るようにし、お酒、特に甘いカクテルの飲み過ぎに気を付ける・・・なんだかこれだけ見ると難しそうにも感じますが、要するに食べ物のカロリーを普段から意識するようにすることが何よりも重要ということです。どの食べ物や料理が高く、どういった食べ物なら低カロリーなのかということがわかるようになってくると、自然にカロリーを抑えるようになってくるはずです。カロリーが抑えられれば糖尿病をはじめとする生活習慣病の予防になるだけでなく、ダイエットにもつながり体も絞られていく、まさに一石二鳥です!
皆さんもカロリーを普段から気を付けるように心がけ、糖尿病を予防しながらもてもて細マッチョ鳶を目指してみませんか?
友達にも鳶の事を教える。