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冬の疲れは溜める前に改善する!鳶職人の体ケア -入浴編-

春が近づいてきたとはいえ、相変わらず厳しい寒さが続く今日この頃。寒い中での作業は、辛いですよね。

着る物などで十分な防寒対策をしていても、寒いとより一層疲労が溜まりやすくなってしまいます。冬に疲れが溜まりやすい原因の一つに、寒さによる血行不良が上げられます。外気温が低いと体中の血管が収縮してしまい、血液が流れにくくなってしまうため血行不良が起きてしまうのです。
血流がうまく流れない事によって、全身の筋肉が固くなってしまいます。

現場の仕事は筋肉を使う作業が多いので、血流が悪くなって硬くなってしまった筋肉を常に動かして作業を続けているという状況になります。そうすると、通常時よりも筋肉に疲労物質である乳酸が溜まりやすくなってしまい、冬場に疲れやすい原因のひとつになってしまうのです。

血行不良による疲れや筋肉疲労を溜めてしまわないように、毎日の入浴法を見直してみませんか?お風呂に張るお湯の温度や、湯船につかる時間などに気を使うだけで疲れの取れ方は変わってきます。

筋肉疲労を貯めない最強入浴法!

風呂2

寒い冬のお風呂は、つい熱めのお湯に肩までしっかり浸かりたくなってしまうという人も多いと思います。でもそれ、実は疲れを取るという意味では逆効果になってしまう場合があって、余計に疲労が蓄積してしまう可能性もあるのです。

疲れを上手に取るために、おすすめの入浴方法をご紹介します。
まず、お風呂に溜めるお湯の温度は38℃~40℃くらいを目安にして、お湯を張る位置はみぞおちの辺りまでにするようにします。お湯から出ている部分が寒いと感じてしまう場合は、肩にタオルを掛けておくといいですよ。

お湯に浸かっている時間はだいたい20分~30分程度、じんわりと汗をかく程度までゆっくりと体を芯から温めるようにします。汗と一緒に筋肉疲労の原因である乳酸もでてくるので、お湯につかりながら疲れている筋肉を軽くマッサージするとさらに楽になりますよ。

こうしてゆっくりお風呂に入っている時ににかく汗は、アポクリン腺というところから出るもので、匂いのある汗がでてきます。続けているうちに仕事中に気になる汗の匂いも軽減することができます。

入浴剤のススメ!

お風呂に入る時に、入れる入浴剤の種類でも、さらに疲労回復効果がアップするものがあります。入浴剤を入れる時は、炭酸成分の入ったの入浴剤を入れると炭酸の細かい泡の効果で、血流がさらによくなるのでおすすめです。
芯まで冷えてしまった体をしっかり温めながら、その日の筋肉疲労をしっかりケアできる入浴法。ぜひ試してみてください。

まとめ

冬の寒さからくる疲労を溜めてしまうと慢性疲労の原因にもなって、気付いたときにはひどく体調を崩してしまう…などという事もあります。体に疲れを溜めてしまう前にしっかりケアして厳しい冬を健康に乗り切る工夫をはじめてみてはいかがでしょう。

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