鳶人TOP > 鳶と現場

現場では要注意!意外と見落としやすい!骨折や捻挫の見分け方

ヤバッ!?現場で足をヤッてしまった!

結構痛いと思っていたら、夕方には足を引きずるくらいに腫れてから大慌て・・・レントゲンでは分からなくてもエコーで見たら「折れてますね」と言われて二度びっくり。

ねんざor骨折は意外と簡単に起こってしまうもの。実は鳶でも足の捻挫、打撲、骨折は意外に多いです。特に、ヒビが入ったくらいのビミョーな骨折は初期症状を見落として悪化させてしまいがち。

うっかりすると見落としやすい、捻挫・骨折の初期症状の見分け方を知っておきましょう。

意外と多い!現場での捻挫や骨折

けが

経験ありませんか?

「梯子を、1,2段踏み外した」
「部材をキャッチし損ねて、足の上に落とした。」
「濡れた床の上ですべって、単管に足(手)をぶつけた。」OMG151018030I9A1778_TP_V1
「転んだ拍子に手を変な風に突いてしまった。」

こういう小さな事故で起こりやすい怪我が

○捻挫
○骨折

です。捻挫というと「ひねった時」、骨折だとポキンと折れたイメージが強いと思います。ところが、整形外科的にはこの2つは近い存在。骨折、といっても完全に折れることは少なく、小さなヒビだとレントゲンでもはっきり映らないことが少なくないんです。それでも骨折は骨折ですから、放っておくのはNG!早目に受診するのが一番です。

見分けるポイントは「ひびく?」「腫れてる?」

捻挫や骨折をしているか?病院に行った方がいいか?を見極めるポイントは独特の症状です。

●受傷したのと反対側の足で片足ケンケンをした時「ひびく」
●傷めた部位が1時間もしないうちにどんどん腫れてくる/あざもできる
●手や足をぶらぶらと振る動作が痛くてできない
●事故の瞬間「パキッ!」とか「ゴリっ!」というような音を感じた

これらが見られる場合は、受傷した部分をなるべく動かさないようにして、すぐに外科・整形外科へ行きましょう。

痛みが少ないビミョーな部位は「1時間様子を見て」判断

大きく太い骨の骨折や捻挫は症状も強く、早く出るので見分けやすいもの。問題は、細い骨にひびが入ったり、小さな関節を捻挫してしまったときです。例えば手のひらや足の甲の細い骨では、ヒビが入っても特徴的な症状が出てくるまでに少し時間がかかることがあり、見逃してしまいやすいです。

慌ただしく仕事をしている時に、捻挫や骨折を疑われる事故が起こったら、1時間くらい様子を見て、腫れてこないかをチェックしましょう。受傷部位に明らかな腫れがあるようなときは、目立たない骨折・捻挫も考えられます。念のため受診した方が安心です。

友達にも鳶の事を教える。

新着足場鳶求人

関連記事