スキマで足場!?狭すぎる敷地に設置を頼まれた!!
狭小、変形土地での増改、外壁塗装が多い日本。時には、
「これ、ヤベぇだろ!!?マジ、ここに立てんの!?」
と言いたくなるような狭い敷地の現場に当たる時ってありますよね。
狭小敷地に足場を立てる時には、いくつか選択肢があります。下見のポイントを押さえておきましょう!
何を使うべき?足場の種類の選択は?
足場の選択は、そのあとの作業の安全性を決める重要な要素!塗装職人や大工さんにとって利用しやすい足場は、
安全性
が最大のポイントです!
工事の間、隣接する住宅に塗料や釘などが飛び込まないためのネットやシートの設置も大事。
そういう意味から言えば、できる限り現在主流となっている、クサビ式足場を基本に設置を検討するべきでしょう。
隣とのスキマが狭くてクサビ式足場の設置が難しい状況の時は、できるだけ作業の安全性を最優先に、
・単管ブラケット足場
が使えないかを検討してみましょう。
敷地が変形、建物の形も特殊、その上狭くて隣とのスキマが狭い、隣にはみ出しても無理!という時に、最後の手段として
・単管足場
を使うことになります。
これだと、隣とのスキマが30㎝くらいまで利用することができるので、最小のスキマでも設置可能です。
しかし、単管足場は安全性がとても低い、作業しづらい足場ですから、最後の手段で残されていると考えて、最初からこれを選ぶのは得策ではありません。
隣の敷地に協力してもらえるか?も重要
足場の安定性と、作業の効率性を図るには、何よりもくさび形の足場が使える状況を考えることがベターです。
そのために、どうしても設置が難しいような狭小敷地の時は、隣の敷地に協力をしてもらえないか?交渉してみる価値はとても高いですね。
施主とお隣の関係がいい場合、お隣に工事期間中、足場をはみ出して設置させてもらえないかを聞いてみることもひとつの選択肢です。
ただし!施主は工事が終わってもその場所に住み続けるわけですから、工事がキッカケでお隣のとの関係が悪化してしまうのは困ります。
無理強いは禁物!「できれば」という感じで相談するようにしましょう。くれぐれもこんなことにはならないように・・・!
友達にも鳶の事を教える。