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似ていて違う?栄養ドリンクとエナジードリンク

鳶職人は肉体労働!疲れ対策は必須です!

飲み過ぎの翌朝、シゴト疲れに効く1本!!といえば・・・

「そりゃー、栄養ドリンクでしょ?オロCとか、リポDとか。」
「やっぱ、エナジードリンクっすよねー、コレっきゃない!ってカンジで・・・」

ん?

あれ?

どっちも「カラダの疲れを回復させる飲み物」って意味じゃ、一緒・・・?
小瓶と缶の違いのほかに、何か違う??

なんて疑問にお答えして比べてみました!

栄養ドリンクとエナジードリンクの「ココ」が大違い!

「ぶっちゃけ、栄養ドリンクって何よ?」って疑問があると思います。
おなじみの商品名を上げていくと、

「大塚製薬のオロナミンC」

「大正製薬のリポビタンD」

「リゲイン(田村薬品工業+サントリー)」

「ユンケル(佐藤製薬)」

「チオビタ(大鵬薬品工業)」

こんなCMとか

こんなのとか

「ああー!あったね、そういうの!!」って思い当たる商品が多いことでしょう。
栄養ドリンクの一番の特徴は、「製薬会社が製造している」というところなんです。なぜかというと、法律上の扱いが違うから。

栄養ドリンク・・・医薬部外品(一部は医薬品)

エナジードリンク・・・清涼飲料

栄養ドリンクは、「おくすり」に近い扱いなので、薬局でないと購入できないものもあります。エナジードリンクは、スポーツドリンクや炭酸飲料と同じく「ジュース」の仲間になります。

栄養ドリンクを飲んだ後は運転できない!?

意外と知られていない点がコレ。
栄養ドリンクにはアルコールが含まれているものが多いんです。

飲酒運転の一斉取り締まりなんかに引っかかると、アルコール検査で一発アウト!になる危険があります。
突貫工事や、夜間工事などで疲れて栄養ドリンクを一本、それから運転して帰ろう!・・・なんてのは危険!いくら「飲んでません!!」と主張しても、酒気帯び運転になってしまいます。

エナジードリンクはアルコールは含まれていません。運転の予定 があるときは栄養ドリンクよりはエナジードリンクを飲んだ方が安心です

「主食にできない」のはどちらも共通

似ているようで違う、栄養ドリンクとエナジードリンク、共通している点もあります。それは、

「コレ1本では「主食」にはならない」ということ。

「栄養」とか「エナジー」の名前から、これ一本で体に必要なエネルギーが全部カバーできるイメージを持っている人も多いと思います。
でも、栄養ドリンクもエナジードリンクも、あくまで「一時的な回復を促すため」の成分が中心で、これだけでは体を維持することはできません。

栄養ドリンクは症状別に使い分けるほうがいい!

反対に栄養ドリンクでは、特定の効果を狙って成分を配合しているものもあります。
例えば医薬品のユンケルのシリーズの中には、症状に合わせて成分を微調整し、体に必要な 栄養素を取り入れることができるものもあります。
栄養ドリンクのメリットは、薬局で相談して選べるところです。

エナジードリンクは、ジュースと同じような扱いなので、誰が飲んでも、それなりの効果は期待できる代わり、ピンポイントに「今、欲しい調整をする」というのには不向きです。
それぞれに目的の違う飲み物ですから、ニーズに合わせて賢く使い分けるのが上手な飲み方、と言えそうですね。

友達にも鳶の事を教える。

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