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空調服の涼しさをUPさせる着こなしのコツ!

今夏注目度UP中の空調服、そのままでも十分涼しいけれど・・・

実は空調服って、ほんのちょっと工夫することで一層その効果をアップさせることができるのをご存知ですか?
今回は空調服の効果をさらに倍増させる、涼しさUP作戦!コツをまとめました。

襟首は締めない!タオルも巻かない!

株式会社空調服さんが提供している空調服の着方のPVを見ると、襟首についてワンポイント注意がついています。

・後ろのテープを止めて襟首に隙間を作る

・前のジッパーは上まで上げない

この2点はファンで服の内側へ送り込まれた外気が、空調服の中を通って速やかに襟首に抜けるようにするために重要。
襟首をしっかり閉めてしまうと、ファンで入ってきた空気の出口は袖口だけとなってしまい、涼しさを半減させることになります。

空調服の冷却効果は、熱気が下から上に上がっていく性質も利用しています。
ちょうど、煙突の中を煙が上から下へと上がっていくように、熱気を持った空気が上昇する性質を使っています。
ですから、襟首にタオルを巻くのも NG!煙突に蓋をしてしまうと空気の逃げ場がなくなってしまうのと同じで、これもジッパーを止めてしまった時と同様、冷却効果を下げることになります。

インナーを交換すれば更に効果的!

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空調服の性質にぴったりのインナーを使うと、汗を冷やす効果が更に上がって、より涼しさを強化できます。

オススメはコンプレッションインナーです。空調服は気化熱を利用して体温を下げているので、速やかに汗を吸収して蒸散させる効果のあるものがベスト。
コンプレッションインナーは、肌に密着して速やかに汗を吸収、蒸散させる効果を持っていて、空調服との組み合わせは最適!最強の涼しさMAXコンボができあがります。

空調服の取り扱いメーカーや、通販などでは、必ずコンプレッションインナーも一緒に扱っています。
自分サイズで、お手頃価格のものを見つけたら、1枚買って試してみてはいかがでしょう。

ボトムスは「締めない」ものがベスト

空調服は一般的にはトップス(上着)だけなので、腰から下への効果が気になるところ。
鳶職人はフルハーネス、腰道具を装備する都合上、どうしても他の職種よりも「締め付け」が多くなってしまうため、空調服の効果を高めるためには、ボトムスで更に空調効果を高めたいところです。

基本、なるべく締め付けない、ゆったりしたワークパンツが空調効果を高めてくれるようです。
鳶職人のコスチュームでもあるニッカ(七分)などはぴったりでしょう。ニッカを着ない場合でも、股部分が自在に開くデザインのものは風抜けが良くてオススメです。

完璧を目指すなら、思い切って空調ズボンを利用すると、更に涼しさUPできるかも!?

友達にも鳶の事を教える。

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