快調に冷やしてくれていた空調服がいきなりストップ!
膨らんでいたブルゾンが、へにゃーっとしぼんだ風船状態に。
慌ててスイッチを押してみたり、ジャックを抜き差ししてみたりしたけれど、ウンともスンとも言わない。
「こりゃ、故障かな・・・どうすべえ??てか、空調服って修理が効くもんなの?」
フツーの作業服と比べると安くない買い物、秋風の季節にはあんまりニーズはないとは言っても、1年で使い切りってのもちょっとなあ・・・って価格ですよね。
こんなときは、まず、トラブルシューティング!空調服の故障をチェックする方法を調べてみました!
そもそも空調服のどこが壊れるの?
「空調服のファンが突然動かなくなった故障かも!?」
こんな状況になると「ファンが壊れたのかな?」と単純に思ってしまいそうです。
しかし、空調服の故障が疑われる場合、怪しいのは1箇所ではありません。
メーカーごとの違いはあるものの、大まかに分けると、次の箇所の故障が考えられます。
・バッテリーの故障
・ケーブルの断線
・ファンモーターの故障
・ファンの伝達部の故障
・コントローラーのエラー
単純なケースではファンに何か物が挟まって動かなくなっただけということだってありえます。
故障だ!と慌ててパニックにならず、冷静に「本当に壊れてしまったのか?」を確認することが、最初のチェックポイントです。
まずはメーカーサイトのトラブルシューティングをチェック!
故障箇所の確認をするためには、まずは自分が使っている空調服のメーカーサイトを検索してトラブルシューティングを探してみましょう。
ほとんどのメーカーが、空調服でありがちなトラブルをまとめて、セルフチェックができる方法を紹介してくれています。
とてもわかりやすい確認方法を掲載してくれている例を一社ご紹介します。
こちらは株式会社NSP
空調服のバッテリーには、送風量を調節するためのコントローラーが内蔵されているものが多く見られます。コントローラーそのもののエラーの場合は、自分で治すことは難しくなります。
またバッテリーが消耗してしまって、充電してもすぐ放電してしまうような場合はバッテリーを交換の必要が。ケーブルの断線でも、ケーブルを新しいものと交換しなければなりません。
こういうチェックは、同じ空調服を使っている人から、正常なバッテリーやケーブルを借りて、自分の空調服に接続することで簡単に確認することができるそうです。
部品交換だけで元通り動く場合は、メーカー修理までしなくても新しい部品を購入して自分で交換するだけで復活させることができます。
メーカー保証の有無も公式サイトで確認しておく
自分でできる部品交換や、簡易的なファンの清掃などの簡単な作業で治らない時は、メーカー修理が必要となります。
こうなると修理費用がどのくらいかかるのかが気になるところです。ほとんどの場合、空調服はメーカーによって保障制度を作っているところがあります。
自分の空調服のメーカーサイトを調べれば保証制度の有無と、自分が 対象になるかも確認できる ようです。購入日が分かるレシートや保証書が必要になると思われますので、探し出しておくといいでしょう。
最終的にメーカー修理になる場合は、各メーカーで手続きの仕方も違ってくるので、まずは、メーカーのお客様相談室などに電話相談をしてみるようにしましょう。
友達にも鳶の事を教える。