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【鳶と外国人雇用】外国人労働者を受けいれる側も準備を整えておくべし!

外国人労働者が大量にやってくる!

既に街中のコンビニなど、ふと気が付くと名札の名まえが外国人・・・
こんな状況がじわじわ進む日本ですが、現場で働く職人や事務方の人々は

「なんか、実感がイマイチでさー。」
「職人は技術あってナンボ!国籍よりもワザで語り合う!」

なんて様子で、どうもゲンジツが追い付いていない感じ。
既に外国人技能実習生を受け入れてきたトコはいいけど、これから人手不足解消に導入を考えている中小の親方たちは、

「色々とハナシはきくんだけども、実際に何したらいいんだか・・・?」

とか困っているんじゃないでしょうか?

受け入れる側にもある程度の「心の準備」ってやつが必要だ!
ということで、今回は、外国人労働者を受け入れる企業側のマインドセットみたいな内容を中心にお届けしたいと思います。

なぜ今外国人労働者が欲しいのかを明確にしておくべし!

「人手不足を解消するなら、何も外国人じゃなくてもいいんじゃないか?」

そんな気持ちになる、先輩職人たちがたくさんいるような場合、まず

「なぜ外国人をわざわざ選んで入れるのか?」

を、既に働いている人たちに納得しておいてもらいたいものですね。
外国人労働者が欲しいと思う、それには社長の成長戦略など、「明確な理由」があるはずです。

外国人に限らず、これまで雇ったことのないタイプの人を入れるということには、必ず何かの抵抗があると思って間違いがないはず。
現場の皆が納得してくれる方が、その後の仕事がずっとスムーズになります。
社長のリーダーシップで「受け入れ態勢をつくろう!」というムードをけん引していくつもりで取り組みましょう。

やっぱり大事なコミュニケーション!積極的な関わりを心掛けるべし!

komyu

実際に外国人労働者が入社してきた直後は働く側も受け入れる側もお互いに不慣れだし、距離感もつかみづらくて、どうしてもしばらく苦労してしまう場面が起りやすいものです。

特に、感情の表現が違う外国人と日本人、お互いに

「何を考えているのかわからない・・・。」

と、お互いにどう対処したものか悩んでしまうこともあるのではないでしょうか?

こういう問題はやっぱりコミュニケーション!

現場がぎくしゃくするのは、職長や職人相互の意思疎通がうまくいかないことが一番の原因ですから、

・行き違ってしまいやすい場面、言葉づかいを検証する

・外国人労働者にとって分かりやすい伝え方を探り出して、マニュアルを作る

などが解決を早めてくれる手法と考えられます。

特に「百聞は一見に如かず」ですから、写真などの画像、イラスト、フローチャートや表を利用して、目で見てわかる指示の出し方も工夫してみると効果が期待できそうです。

現場の状況は足を運んでみて初めてわかるもの。
現場の職員に任せっきりにしないで、時には社長も現地の状況を自分で確かめてみることも大切ですね。

友達にも鳶の事を教える。

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