突然暑い日が来ましたね!
天気予報では「奄美・沖縄地方梅雨入り」なんて話が出てきて、梅雨の気配が近づいているようです。涼しいと思っていたら、突然30度越えの暑い天気、突然の夏日という不安定な 天候が続いています。
気温の上下動の激しい6上旬の時期は、熱中症警戒シーズンの始まり。
体がまだ暑さに慣れていないので、突然の暑さに見舞われると、気付かないうちに熱中症リスクが高まっていることも
各シーズンが始まる前に熱中症にポイントを抑えておきましょう
要チェック!基本の熱中症対策をおさえておくべし!
熱中症の対策、キホンは「予防する」と、「なった場合の応急処置を知っておく」の2つに分かれると思います。それぞれについて、簡単にまとめてみました。
予防策
水分と塩分ミネラルを適宜、補給する
定期的に涼しい日陰て体を休める
直射日光を避け、体に熱がこもらない服装の工夫をする
熱中症警戒アプリをスマホにインストールしておく
屋外ではマスクを外す
クールタオル、保冷剤入りネッククーラーなど、首筋を冷やして脳に熱が蓄積されないような工夫も予防に役立ちます。コロナ対策のマスクもそろそろ不要になりそうになってきています。屋外では外して作業するようにしましょう。
応急処置
初期症状(頭痛、めまい、ぼーっとする、だるさ、呼吸や脈が早くなる、吐き気、熱っぽさ、顔色が悪い)が現れたら、すぐ日陰で休憩する
スポーツドリンクなどを飲ませる
衣服を緩めて風を通させ、体温が下がるよう、濡れタオルをひたいや首筋に当てる
横になって休ませる
突然倒れる、意識がなくなるような状態は命の危険がある症状です。顔色が悪くなった状態でも、初期症状としては重いと判断されます。症状が出始めたら、すぐに応急処置をとり、なお、収まらない時は救急搬送もためらわないで行いましょう。
ダメ!絶対!熱中症リスクをあげる行動はNGとすべし
熱中症予防で絶対やってはいけない、避けるべき行動があります。職人の世界は未だに昭和レトロな根性論を背景にしているため、うっかりすると医学的に間違ったことを「良いこと」として勧めてしまう危険性があります。
メシ抜き、10時3時抜き
日陰なし休憩
アンチ施工管理な職人待遇
こういうことを行った結果、職人に熱中症被害を発生させてしまうと、最悪、労災事故となって、現場が止まってしまう場合がありえます。
単に、カッコつけたり、やせ我慢の美学でやらかしてしまうと大変なことになります。
鳶は特に陽ざらし、雨さらしの現場になってしまいやすい職種なので、熱中症予防は特に気を配っておいて損はありません。
この機会に熱中症情報をチェックして、ぜひ、早めの対応を徹底しましょう。今日もご安全に!
友達にも鳶の事を教える。