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新人さんだから覚えてほしい!足場作業の安全教育

4月は新たな入門の時期!

新入社員、新人歓迎会なんかも楽しみな季節です。

入門したばかりは仕事を覚えるのだけでも必死で、余裕がなかったワカトビのタマゴたちも、そろそろ体も慣れてきて、周囲も本人も

「おっ!?イケてるんじゃね?」

ってな実感に楽しくなってきてる頃だと思います。

しかし!!そんな時期だからこそ、油断大敵!!

一人前になり始めの今、ぜひとも覚えてほしい安全教育についてまとめました。

足場作業で一番怖いのは「墜落」命綱は忘れるべからず!

昭和から平成の初期まで、鳶職人の間では「命綱なんてかったるい!」といったスタイルが流行っており、ワカトビがイキがって、命綱も使わずに高所を歩き回ることが普通に行われていました。

中には、親方からいきなり足場から蹴落とされ、こっそり装着されていた命綱で宙づりにされた!なんてな、パワハラ的安全教育もされていたほど(苦笑)

しかし、現実問題として、足場からの墜落、転落は高さがさほどでもなくとも重大事故に繋がりやすいことはまちがいありません。どのくらい怖いことか?は、張り付けた動画をぜひ見て頂けたらと思います。

今月16日にも<a herf=”https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1054502.html”>建設作業員が転落し死亡 足場の解体作業中 藤枝|静岡新聞</a>と言った事故が起こっています。

足場からの転落、墜落は絶対起こってはならない事故として、命綱忘れるべからず!を守りましょう。

フルハーネスは命を守る安全装備!正しく使って安心・安全!

2019年2月から法改正で義務化された「フルハーネス」の着用。今から足場の上に上る鳶職人たちは、原則としてフルハーネスを装着して作業にあたることになります。これまでは安全具、とか安全帯とか色々な呼ばれ方をしていた墜落防止のための器具も、「墜落制止用器具」と名前から統一されて、一定基準を満たすものを使う様に義務化されました。

フルハーネスの装着がマストなのは6.5m以上の高さの足場で、それより低いところでは胴ベルト式が採用されます。新人の場合、最初からいきなり高いところに出されることは稀だと思われますが、近い将来に必ず必要になるものです。知らないよりは知っておくほうが心構えができて良いと思います。

使い方を間違ったら効果半減以下に!正しい装着方法も知っておくべし!

フルハーネスとランヤードは

・基準に適合するものを

・正しく装着する

この2点をおさえておくことが大事!

正しい装着については、上の動画でも丁寧に解説してくれているので、参考になさってください。

現場の花と言われる鳶職人、いくらスタイリッシュでも大けがをしてしまったら、元も子もありません。安全に作業をするため知識と技術の両方をしっかり身に着けていきましょう!今日もご安全に!

友達にも鳶の事を教える。

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