さて、今回は前回に続き体幹トレーニング実践編、最終回です!
ここまでの連載記事をまだ読んでいない人も、読んだ人もぜひおさらいしてから読んでみてくださいね。
今回も具体的なトレーニング方法を2つ、紹介します。
準備はいいですか??
体幹トレーニング③
腰回りを鍛える!「シングルレッグ」
この「シングルレッグ」はお尻や腰回りを鍛えるトレーニングです。
重いものを持ったり、姿勢を支えたりするのに大切な筋肉を鍛えることができます。
手順は
①仰向けの状態で体の横に腕をつけ、手のひらを床につける。
②膝を立て、肩から膝までがまっすぐになるように腰を浮かす。
③そのまま片足を上げ、ひざを伸ばす。
④そのまま10秒キープ。これを左右2セットずつ。
姿勢は写真を参考にしてください。
◆ポイント
肩のあたりから片足までがまっすぐのままキープするようにしましょう。
つらいと思っても腰をさげてしまわないように。
体幹トレーニング④
腹筋・背筋・お尻を全体的に鍛える!「ダイアゴナル」
体幹トレーニングとしてはこのトレーニングが一番有名かもしれません。
「体幹」の名の通り、体の軸となる胴体だけでなく、太ももから肩甲骨近くの筋肉まで鍛えることが出来ます。
手順は
①四つん這いの状態から、片方の腕とその逆の足(右腕と左足、左腕と右足)を、指先から足までがまっすぐになるように上げる。
②そのまま10秒キープ。
③それを左右1セットずつあわせて2セット。
◆注意
腕はしっかり耳の高さまであげましょう。また、顔が前を向いているとうまく姿勢が保てないので、下を向いて行いましょう。
◆終わりに
前回と合わせて4つのトレーニング法を紹介しました。
どうでしょう、体幹トレーニングは一見地味に見えますし、実際とても地味です。
筋肉が盛り上がるわけではないし単純にアンチをたくさん持てるようになるわけでもありません。でもこのトレーニングを続けると確実にどっしりと地面に根を張ったように体を動かせるようになるはずです。
ふらつかず疲れにくくなるだけでなく、間接を根本的に支えてくれるので故障も減りますし、結果的にたくさんの資材を運べる体に生まれ変わるはずです。
この太い体幹こそが新人とベテランの違いです。ぜひ意識的なトレーニングで手に入れてみてください!
以上で体幹トレーニングについての連載は終わります。
ぜひ実践してみて、鳶職人のプロを目指しましょう!
友達にも鳶の事を教える。