身体が資本!筋力が資本!鳶職人よくある筋トレの「勘違い」をまとめました。間違ったトレーニングをすると筋力UPどころか体を壊すことにも繋がりかねません…!悲劇を生まないように鳶人の筋トレ連載コラムを要チェックです!
ここまでの連載記事で筋トレについていろいろな話をしてきました。
その中でも時々注意点をとりあげてきましたが、そこですでに紹介したことも含めて、今回は筋トレについて多くの人がしている勘違いについてまとめています
過去の連載記事を読んでいない人も、ぜひこの記事を読んだ後に見てください。
【勘違いその1】とにかく回数をこなせばいいと思っている
筋トレはとにかくたくさんやればいいと思っている人、いませんか?
筋トレにおいていちばん大切なのは量より質。
正しい形でトレーニングできていなければ、何度やっても大した効果は出ません。
逆に言えば、たとえ回数が少なくても、正しい形でしっかり筋肉に負荷をかけてやれば、しっかり筋力がつきます。
たとえば腕立て伏せなら、頭や肩だけをさせるだけのものを何10回やってもあまり効き目はありません。頭から足までをまっすぐに保ったまま全身を上下させるトレーニングを10回や20回するほうが、はるかに効果があるのです。
【勘違いその2】ずっと同じメニューでトレーニングしている
筋トレをしていれば筋肉がだんだん鍛えられていくわけですから、ずっとトレーニングを続けていても、そのうち効果が出なくなってきます。
同じメニューを続ける中で前より楽になったなと感じてきたら、少しずつ回数を増やす、負荷を大きくするなどしてみましょう!
【勘違いその3】早く効果を出したくて、毎日筋トレしている
「筋トレはすればするほど効果がある」と思っていませんか?
実はそれはよくある間違い。
筋肉をつけるためには「負荷」だけではなく、充分な「休息」が必要なのです。
充分に休息しないと、栄養が傷ついた筋肉繊維の修復に使われてしまい筋肉量は増えませんし、けがの原因にもなってしまいます。
ハードな筋トレをしたら必ず2~3日間をあけるようにしましょう。
今日は腕立て伏せ、明日は腹筋、明後日はスクワットといったように、毎日鍛える部位を変えてトレーニングをするのも1つの方法です。
◆まとめ
・筋トレは量より質!
・トレーニングメニューに慣れてきたら少しずつ負担を大きくする!
・同じ場所を毎日繰り返し鍛えない!
どうでしょうか、思い当たることはありましたか?
実は筆者も現役時代にこうした勘違いをしていて、筋トレの効果が出ないだけでなく、翌日の仕事に支障をきたしてしまったこともありました。仕事でベストな結果を出すためのトレーニングのはずが、これでは本末転倒です。
みなさんもぜひ参考にしてみてくださいね。
友達にも鳶の事を教える。