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縁の下の力持ち!単管クランプあれこれ

単管クランプとは、文字通り単管同士を緊結するクランプを指す資材のことです。

足場に触れている方々なら存在自体は知っているとは思いますが、同時にかなりの種類があり、まだ入って日の浅いワカトビ諸君の中には「○○クランプってなんだ?」なんてちょっとした疑問を抱えている人もいるんではないでしょうか。

そこで今回は足場を組むうえで欠かせない「単管クランプ」について、どんな種類があり、それぞれどんな役割なのか等を過去記事を交えつつ解説していきます!クランプについて気になることがある方、是非参考になさってください!

 

・クランプの種類と役割

クランプ【知って得する! 鳶用語辞典】
「クランプ」とはどのような存在なのかを端的に説明した用語ページです。得に直交クランプ、自在クランプについて触れています。まずはこのページに目を通しておくとよいでしょう。

自在クランプ【知って得する!鳶用語辞典】
足場で扱うクランプの代表格ともいえる「直交クランプ」と対になっている資材です。結合部が自在に動くため、直線、直交でしか組むことができない足場材でも、さまざまな建物の形状に対応できます。

シートクランプ【知って得する!鳶用語辞典】
シートを張る際にシートの上部、下部のハト目にひっかけ引っ張るクランプです。その見た目などから「鬼クランプ」等と呼ばれることもあるみたいですね。外観を少しでも整えるよう求められる大手ゼネコン元請けの工事などでは使用を推奨されることが多いです。

キャッチクランプ
単管をキャッチするクランプ部分と鉄骨等を挟み込むためのキャッチ部分に分かれているクランプ。壁つなぎを取れないような環境で控えを取る際に使用します。

3連クランプ
文字通り、単管を三本繋ぐためのクランプです。

 

・単管クランプを手に入れるには?

 現場に出ていて「クランプが切れてしまった!」となった経験がある人はいると思います。一度ヤードに戻っては大きく時間をロスしてしまうし、そもそもヤードにもそれほど備えがない・・・なんてことも。

 ですがご安心を!単管クランプは足場材としてのみならず、DⅠYなどの用途でも需要の高い資材。お近くの金物屋やホームセンターに出向けば手軽に手に入れることが出来ます。(その場合一つ当たりの値段は300円前後、一袋6000円前後でしょう。)

 他には多少時間があれば、かつ安価で大量に入手したい場合は足場(現場)向け通販サイト「足場王」、「モノタロウ」を使うことをオススメします。
 
 そして恒常的、定期的に新品のクランプを手に入れるのであれば、やはり「信和株式会社」を初めとする足場部材を取り扱う会社を利用するのが一番でしょう。
 クランプは使用頻度が非常に高く、それでいて損耗率の高い資材です。時と場合に応じて、計画的に購入しましょう。

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