いくら説明をしてあっても現実はキビシイ!!
「聞いてたのと給料の金額、違う気がする」
「親切にしてくれるけども、なんかサビシイ」
「ギンコーとか、ビョーインとか分からないことが多すぎて疲れた!」
外国人労働者が増えてくると、困りごとを相談できる場所が必要ですね!
今回は外国人向けの相談窓口にスポットを当ててみたいと思います。
都道府県に1か所はある「外国人向け相談窓口」
日ごろ外国人とのやりとり経験がない日本人のわたしたち、「外国人向け相談窓口」なんて言われてもピンとこないのではないでしょうか?
実は、日本の国際結婚率は上昇傾向、そのためか各都道府県に少なくとも1か所以上の相談窓口が公的なもの、NPOなどの法人が運営するものなど、複数開設されているところが多いです。
県庁所在地には「国際交流センター」「国際交流プラザ」などの名称で1か所は設置されています。
県の出先機関として設置されている場合が多く、パスポートセンターもすぐ近くにあるケースも見られます。
また、県庁にも専門の窓口が設置されていることが多いようです。
こちらのサイトではそうした相談窓口の都道府県別リストをまとめて下さっています。
現在未掲載の奈良県には外国人支援センターに今年3月、外国人総合相談窓口が設置されました。
長崎県には長崎労働局外国人労働相談コーナーや、公益財団法人長崎国際交流会などのほか、長崎市が実施する「外国人住民向け法務相談」や、観光客向けの多言語サポートや、県庁国際課の相談窓口など、ちょっと探すと見付けることができます。
個人の行政書士で外国人留学生向け相談窓口を開設している人もいたり、と、どちらかというと、県全体的に外国人対応に慣れているのかもしれませんね。
外国人労働関連の相談窓口も増加中!
平成19年4月からは、特定技能などの資格で来日して働く外国人を雇用した場合、ハローワーク(公共職業安定書)へ届け出が必要になるなど、労働関連のルールも細かい改変があります。
これに合わせて、全国各地にある公共職業安定所でも、外国人労働相談の窓口を新設するなどの対応が進んでいます。
今年1月下旬の新聞社調べでは26都道府県に設置されており、これから順次対応していく県も増えていくと思われます。
特に労働問題に限定して相談がしたい場合は最寄りのハローワークへ足を運んでみて、対応可能な窓口を教えてもらうのも良いかも知れません。
友達にも鳶の事を教える。