今回の記事は以前掲載した『若手鳶職たちよ!「お金が貯まらない人」にはなるな!』に引き続き、貯金に関する話となります!
前回は散財してしまう人にありがちな習慣を紹介しましたね。皆さんはいくつ当てはまっていたでしょうか。
全然当てはまらなかったよ!という人もいれば、やばい、かなり心当たりあった・・・なんて人も少なくはなかったでしょう。
もし多く当てはまっちゃっている人がいれば、その人はお金を貯めたくても貯められない「貧乏体質」なのかもしれません。
と、いうことで今回の記事では、日々の習慣について取り扱った前回から更に一歩踏み込んで、「貧乏体質」を改善し、「金持ち体質」を目指すための心の在り方、考え方について調べて来ました。
今回の記事を読めば浪費癖、散財癖を改善できるだけでなく、出世や成功する人は日頃どんなことを考えながら仕事に取り組んでいるのか、見えてくるかもしれませんよ!
気を付けろ!お金持ちになれない「貧乏体質」の三大原則とは!?
さて、それでは貧乏体質の原因となる三大原則とはなんなのでしょう。『お金持ちになれない「貧乏体質の3大原則」とは? 』の引用を交えつつ確認していきましょう。
<1>罪悪感
金持ち体質と貧乏体質の大きな違いが、この「罪悪感」です。大金を得ると悪いことをしているように思えたり、お金を使うときに後ろめたさを感じる、人のために使えても自分のためにはお金が使えない・・・そんな人は、お金に対して罪悪感を持っている人です。
罪悪感とは、自分が罪を犯しているという意識を持つこと。もし、「私がお金を得ることは悪いことだ」という意識を持っていたとしたら、人はそれを消そうと自分を制したり、罰してしまい、無意識にお金を得られないような行動をとってしまうのです。
(『お金持ちになれない「貧乏体質の3大原則」とは?』より抜粋)
貧乏原則第一は「罪悪感」。
給料が入ると周りの人間に奢ってしまい、すぐにお金が無くなってしまう職人さんなどはこれに当てはまるかもしれませんね。
「自分なんかこんなに貰ってもいいのかな・・・」「さんざん周りに迷惑かけてきたのに・・・」なんて遠慮がちな考えが悪化していくと、記事にあるような「お金を他人の為に使わなきゃ≒自分の為のお金を持っていちゃいけない」という心を招いてしまうのではないでしょうか。
では、「お金を得てはいけない」という罪悪感を解消するにはどうしたらいいのでしょうか。
『お金持ちに~』によると、そのためには「自分の心が罪悪感から解放される方法を実行していくこと」が必要だそうです。
「例えば昔、借金を返済していないことが自分のなかで引っかかっているなら、それに見合った額のボランティアや寄付をするなど、どこかに“還元”する。罪悪感を少しずつ消していくことで、“私はお金を得てもいいんだ”と自分自身にOKを出せるようになれば、おのずと行動も変わっていくでしょう」
つまり、自身が遠慮をしている対象にお金以外でお返しをしていくことで、自然と自分自身の為にお金を得ることに抵抗がなくなっていくとのことです。
今後は「日頃迷惑をかけている仲間の為にお金を使おう!」ではなく、「日頃迷惑をかけているから少しでも早く技術を磨いて役に立てるようになろう!」といった風に考えを変えてみるようにしてはいかがでしょうか。
<2>争うこと
二つ目の原則は「争うこと」。これが、なぜ貧乏体質を呼ぶのか。『お金持ちに~』ではこう書かれています。
「どんなに“お金が欲しい”と思っても、心の奥底で、“そのためには人と争って他から奪わなくてはいけない”というネガティブな意識を持っていたなら、お金を得ることに罪悪感を感じ、ブレーキがかかるでしょう。すると、人を蹴落としてまでお金持ちになりたくないと大半の人は考えて、自然とお金持ちにならないような行動をとってしまうのです」
さらに、他人との争いに意識が向くあまり、自分のやるべきことに集中できないというデメリットがあります。他人との争いではなく、自分の目標に焦点を合わせることで、願望に向けて集中して打ち込むことのできる環境を作っていく。それこそが、お金持ちへの道に繋がることはいうまでもありません。
鳶職人は実力の世界。
結果と信頼さえあれば、若くともガンガン稼ぎは上がっていきます。これは鳶職人最大のメリットの一つでしょう。
一方で当然と言えば当然なのですが、日当の上がり幅は個人によって異なるため、場合によっては同期の中で自分だけ日当が上がってしまうことや、そのことについて仲間からやっかみを受けることもありますよね。
そこで「なんで先輩と俺の日当が同じなんだろう」「仕事のできない自分がこんなに貰ってしまっていいのか」
なんてネガティブな考えをしてしまっては自身の成長を妨げることになり、で挙げた「罪悪感」を生み出す原因にもなってしまいます。
そうではなく、「自分はそれだけ期待されているんだ」「一刻も早くこの日当に見合うだけの働きが出来るようになろう」と、前向きにとらえ、より一層仕事に熱心に取り組んでみてはいかがでしょう。
何度も言いますが鳶は実力の世界。
現場の最前線でバリバリ働くあなたを見れば、自然にやっかみもなくなり、仲間からも正当な評価を貰えるはずです。
そして、また結果を信頼を得て給料が上がり・・・という良い流れを起こすことも出来るのではないでしょうか!
<3>我慢すること
金持ち体質になりたいなら、「我慢」もタブーです。ところが、自分が我慢していることに気づいていないケースも実は少なくないといいます。
「“~しなければいけない”“~すべきだ”と考えがちな人は、我慢をしていることが多いはずです。“老後に備えるために、今、お金を貯めなくてはいけない”“一生独身だと孤独になるから、結婚しなければいけない”など、未来の不安をなくすために“~せねばならない”と努力するほど、“今の私”は我慢をすることになり、縛られていく。すると、幸福度がどんどん薄くなります。そういう人は、たとえお金が貯まっても今度はなくなることを恐れ、お金を使えなくなるのです」
我慢ばかりを重ねていると、自分の感情がある日暴走し、衝動的に散財したり、最悪の場合、冷静な判断力をなくしてお金を失う場合も。
「自分の感情を無視せず、大切に扱いましょう。我慢しすぎず、その都度小さな欲求をかなえてあげることで感情が解放され、満たされます。それが大きな願いをかなえるための一歩になるのです」
(『お金持ちになれない「貧乏体質の3大原則」とは?』より抜粋)
三つ目の大原則は「我慢すること」。
これは前回の記事でも少し触れた「いきなり極端な貯金や節制を始めようとしてもうまく行かないよ」というお話ですね。
人は機械じゃないんですから、自分の欲を抑えるのにも限度があります。爆発する前に、こまめなガス抜きは大切ということですね。
また、これはお金に限らず仕事全般に言えることだと思います。
鳶職人にはストイックな人も多く、少しでも完璧な足場を組もう、工期を縮めようと休憩もろくに取らずぶっ通しで作業を続ける・・・なんてことはよくある話です。
確かに時と場合によっては頑張らなければならないときもありますが、毎度毎度ぎりぎりまで追い込んでしまっては、自身に負担がかかるだけでなく、付き合わされる仲間たちも疲弊してしまいます。
無茶を続ければ作業の能率や注意力が落ち、思わぬ事故の原因になったり、
「親方は俺たちのことをなんも考えてねぇ!」と不満に思われて、小方のモチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。
頑張る時は頑張る、休むときは休む。何事もメリハリをしっかりと付けて取り組むのが成功の秘訣と言えそうです。
まとめ
以上が、貧乏体質の三大原則になります。
まとめると、罪悪感を無くし、他人と争うことを恐れず、我慢はほどほどにする。これが貧乏体質から抜け出すために必要な心の在り様ということですね。
色々とややこしい!と思った人は、「仲間に遠慮をし過ぎたり、気にし過ぎない!でも頑張りすぎるのもいけない!」と覚えましょう!笑
今回の大三原則に気を付けつつ、前回の記事のチェック項目に当てはまった習慣を改善していけば、あなたもきっとお金持ちの仲間入りができるはず・・・!?
引用サイト:『お金持ちになれない「貧乏体質の3大原則」とは? 』
関連ページ:『若手鳶職たちよ!「お金が貯まらない人」にはなるな!』
関連ページ:『ワカトビ必見!?稼いでも稼いでも浪費してしまう・・・「貧乏体質」を治せ!』
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