青色申告は提出が面倒!?
青色申告の場合、提出しようとおもったのに「ここでは受け付けられません。」と言われて慌ててしまうことが結構あるようです。
特に地方の小さな税務署では、市町村の支所や、役所の提出場所などでは受け付けてもらえない可能性が高い!!
「税務署まで持って行ってください」なんて言われても仕事の忙しい3月の年度末、申告のためだけにわざわざ遠出をするのは、それだけでも辛いもの。
そんな時助かるのが、家のパソコンから手続きできる、
電子申告
です。今年からは、切り替えてみませんか?
確定申告の電子化 e-tax で自宅から申告可能に!
テレビで一時期盛んにコマーシャルをやっていた「 e-tax 」とをご存知でしょうか?
これは、確定申告を電子化し、自宅のコンピューターからそのまま提出することができるサービスです。
登場してから、利用者が徐々に増え、仕組みそのものも改善が行われ、今では所得税の確定申告で、役7割程度の人が利用しているそうです。
今では、一般のご家庭から、自宅のコンピューターで確定申告をする人も多くなりました。
平成28年以降はもっと使いやすくするために、携帯電話を使った個人本人確認が導入され、さらに便利なものになってきています。
E-tax準備編!利用するのに必要な物とは!?
E-tax を始めるのには最低限
・パソコン
・ソフトのダウンロード(専用のソフトを使う場合)
・マイナンバーカード
・電子カードリーダー(マイナンバーカード読み込む)
などが必要になります
電子申告では、本人が提出したものと証明するのに、電子認証システムを利用すると決められています。
電子認証システムにもいろいろな種類がありますが、個人事業主の一人親方だったら、マイナンバーカードを使うのが一番簡単です。
会社登記をしている場合は、商業登記認証局というところで、事前に手続きを取る必要が出てきます。
この他にも、いくつか電子認証を受け付けている会社、団体があり、どの認証を使っても e-tax を利用することはできるようになっています。
始める前には届出書を提出
E-tax 始める前には開始届出書を出す必要があります。
個人の場合は、申告所得税の納税地を所轄する税務署に届け出を行えばOKです。
e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナー【事前準備】で、手順に従って作成すればもっと簡単にでできます。
法人の場合は、本店、支店の有無で手続きの数が変わり、ややこしくなります。
税理士さんを頼んでいる場合は、そちらで必要な手続きを済ませてもらえるので、税理士事務所で用意してくれる書面に記載するだけで済ませられます。
E-tax を利用するメリットは、
・忙しい時に余計な外出を増やさず済む
・自宅から申告が済ませられる
というところでしょう。
小さな赤ちゃんを抱えたヨメトビにとっても、メリットの大きいサービスです。
一方、導入して慣れるまでには少し苦労があるかもしれません。
将来的には電子申告が主流になっていくことを考えると、若い親方は早めになれる意味でも導入に踏み切っておくことは良い決断だと思われます。
友達にも鳶の事を教える。