秋に入ってから相次いだ未曽有の災害・・・被害を受けた皆様にお見舞い申し上げます。
水災で受けた被害をカバーしたい人に心強い味方、損害保険!
「ナントカ火災の災害特約に入ってたはず!」
「新築の自宅兼事務所だから、建てる時に保険入ってたはず!」
そんな心当たりがある職人・親方・社長は罹災証明をとりつつ、保険請求の準備に移りましょう!
災害保険や災害特約はついている?保険のチェック!
保険に入っていたけれど、その内容がよく分かっていない、とか、災害で証書を失くしてしまった!という場合、とにかく入っていた保険会社へ問合せをして保険内容を確認してみましょう。
自宅を新築してローンをまだ払っている最中の職人ならば、住宅ローンと一緒に加入している保険に自然災害補償がついている時があります。災害保険に個人で加入している場合、水災保障が含まれているか?を確認する必要もあります。
被害にあったために保険の証書など補償内容を確認できない状況になる例はめずらしくないようです。加入していた保険会社が分かっている場合は、とにかく問い合わせをかけてみましょう。自然災害の場合、一斉にたくさんの被害家屋が発生するため電話が殺到することは十分考えられます。メールや公式ページからの問い合わせを併用して確認を取ってみましょう。
見落としがちな生協や全労災などの共済保険の生命共済
生命保険会社の保険だけでなく、共済保険も要チェックです。
全労災や生活協同組合(生協)から加入できる、一口1000円程度からの生命共済には、住宅災害特約がついていて、お見舞い金が出ることも!
お見舞金なので支払われる金額は数万から多くても150万円位まで(こちらのページも参考にどうぞ)と、金額は少額な代わりに、請求手続きがシンプルなメリットもあります。罹災証明だけは必ず必要になります。補償の範囲は建物だけでなく家財も対象になっているようです。加入している人は問い合わせてみる価値はあるでしょう。
生協の保険請求は電話で直接するほか、配達担当者に伝えて書類を持ってきてもらうこともできるそうです。
全労災では~台風により被害を受けられた皆さまへ~とした専用ページも設けて問い合わせ対応を行っています。
要注意!ローン完済済みの住宅は保険が切れている場合も!
新築で建てた自宅がり災した場合、新築時にかけている保険から保険請求が行えます。
ただし、注意してほしいのは、ローンの返済状況。
ローンが完済していると、保険が切れてしまっていて、適用されない場合があります。
また、住宅ローンに付帯する保険の保険の場合は、洪水、高潮、土砂崩れの被害が対象で浸水被害に関しては、地盤面から45以上の浸水か、床上浸水でないと保険金支払いの対象にならないので要注意です。
保険は困ったときにこそ頼りになるもの!
せっかく加入してきて利用しない手はありません!落ち着いてきたら、ぜひ、保険の加入状況をしっかり確認してみましょう!
友達にも鳶の事を教える。