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鳶人アンケート結果第2弾!鳶職人にとっての永遠のテーマ「高所」についての結果発表〜後編〜

鳶職人にとっての永遠のテーマ「高所」について

昨日発表した鳶職人の「高所」に関するアンケート結果第2段!鳶と高所の関係は切っても切れないもの。前編は高所の恐怖心についてスポットを当てましたが、後編は恐怖心をどのように克服したかについてです!

前回のレポートの続きとなります!後編では恐怖心の克服についてと、安全認識についてが中心です。
さてさて、今回はどんな結果が飛び出すのでしょうか…?

どうやってみんなが高所を克服しているか、向き合っているかの結果発表です。
それでは参りましょう!

■恐怖を克服した!という方の理由は!?
(オープン回答です)
———
なんかいつのまにか怖くなくなってた
低いところから慣れていった
少しずつ克服した
高い所にいっぱい登ったから自然に慣れた
慣れた
気合で乗り切る
毎日の作業でなれた
———
こちらはほとんどの方が日々の業務で恐怖に慣れたというニュアンスの回答でした。自然とコレが一番の現実的な克服方法ですよね。
1名の方だけ、「気合いで乗り切る!」という潔い回答をいただきました。

■何があったの…!?怖くなかったが、怖くなったという方々の回答
(オープン回答です)
———
落ちそうになったことがあるから
年齢かな
揺れたりして落ちそうになるから
がむしゃらじゃなくてもしものことを考えるようになった
———
高所から落ちて怪我をしてしまったとか怖い思いをした等、トラウマのような経験をされて恐怖心が芽生えてしまったという回答が一番多い結果でした。
年齢かな…という答えもありました。若い頃は怖いもの知らずだったけど…ということでしょうか。それもわからなくないような気がします。
少しずつ予想され得るリスク等に敏感になってしまっているということですね。
それはある意味では大きな成長であるとも言えます。
■安全第一!高所に上がる時に意識していることは?
(オープン回答です)
———
常に危機感を忘れない
早さを求めず無理な作業をしないようにして急がないようにしてます。
360度すべて考えはじめたらキリがない
高い所にいると、なるべく思わない
慣れたとは思わないいかなる時でも考えながら作業する
怖くないとおもうこと
仕事に集中して、下を見ない
落ち着いてやること
怖いと思うことを意識して、危ないと思うところには絶対行かないようにしてる
まわりの若い職人たちに目をくばる
落ちたら確実に死ぬなぁと思うように作業する
危ないと思ったら無理はしない
いつもやっている通りの事をする
作業前の危険予知をしっかりする
絶対に落ちないし、落とさない。誰よりも危険作業なので周知徹底させる。
———
こちらはそれぞれ多数のご意見をいただきました!
「常に危機感・緊張感を持って現場に挑む」「急がず焦らず。無理な作業はしない」「安全確認を徹底しながらいつもどおり作業すれば大丈夫」
という方向に大別できる結果に。
鳶職人一人ひとりが胸に抱いている安全哲学が現れている回答となりました。
もちろん答えに正解はありませんが、それぞれの鳶職人の仕事への熱い信念や誇りを垣間見ることができました。

今回はアンケート2回目にしてシリアスなテーマでお届け致しましたがいかがだったでしょうか!
第3弾アンケートでも鳶職人の心の裏側を覗いていきたいと思っております。乞うご期待!

友達にも鳶の事を教える。

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